「サブカルの逆襲」と「萌えの死」(後編)
動画の紹介で一回開きましたが、続きです。
未読の方は前回記事と、それとできれば『Daily WiLL Online』様の記事を読んでからご覧いただくことを推奨します。
・三流劇画の逆襲 さて、問題となっている『嫌オタク流』ですが、出版は2006年。まさにオタク文化最盛期と言っていい時期に出された本です。
その意味で同書は見事なまでにオタクに敗北を喫したサブカルの、見ていて気の毒になってくるような半狂乱の逆切れの書、と評する以外に手はありません。しかし、もし仮に同書をサ