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Photo by
luciaaki
「ゆっくりね」と「しっかりね」
こんにちは、山下珈琲店です。
頑張ろうとしている誰かに声をかける場合あなたはどちらを選びますか?
私が管理職をしていた時によく考えていたことです。
目の前にある仕事に取り組む人に配慮したつもりで「ゆっくりね!」と伝えてしまいがちでした。これはどれだけ時間を掛けてもいいから、あなたのペースで行こうねというメッセージ。やってやろうとしている相手に向かって使う言葉ではないなと言った後に反省していました。
ここで使う言葉としては相手に信頼や任せたよと伝える「しっかりね!」という声掛けが私の中での理想です。この言葉だけで意思疎通の図れている組織では、時間管理やプラスアルファの仕事を見出してくれると考えています。
管理者の信頼は緩めすぎず、かつ温かみを持ちながらというチョイスが重要なのかなと思います。自分は厳しすぎるのではないかと自問自答するリーダーにとってはほんのわずかですが、大きな差を生み出します。
前回、書きましたが上司のことは3秒でわかる。
こういう言い回しでも判断されてしまいます。
もちろん自分がどう思われるかではなく、自分がどうありたいかで言葉を選べば、人の評価なんて気になりません。もし近くに悩んでいる上司がいれば、その人は自分自身のアップデートを置き去りにして人のことばかり考えている人。
これからの時代、人の言葉に合わせて自分の立ち位置を変える人材は残念ながら埋もれる可能性があります。Yesマンなんて言葉が流行った時代がありますが、自分を主語にした言葉で生きていかないとより良い未来はありません。
誰かに伝えるたった一つの言葉ですが、自分の分身だと思ってより良い表現にしたいものです。
本日もお読みいただきありがとうございました。
本日お休みの方、「ごゆっくり♪」
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