デンマークごはん:Karry sild(ニシンのカレーソース合え)
コロナウイルスで世の中が混乱し始めた頃、日本ではトイレットペーパーが売り切れてしまったことが問題になっていましたね。
デンマークはというと、しばらくパンを焼くためのイースト(酵母)が手に入りませんでした。イーストと小麦粉とお水があればパンは焼けるので、食料が調達できない状況になった時のために食料確保ということだったのでしょうか?なぜイーストが消えたのか、本当のところはわかりませんが、私はそれだけパンがデンマーク人の食に根付いてるってことかなと解釈しました。そんなデンマークのパンを使った料理「Karry sild」をブログ後半で紹介します🍳
最近はというと、COVID-19で1ヶ月以上おうちご飯なので、お家でデンマーク料理にも挑戦しています!
みなさんはデンマーク料理と聞いて、どんな料理を想像しますか?
伝統料理は「フレスケスタイ」っていう豚バラ肉の外側をカリカリに焼いたものとジャガイモとか、「フリカデッラ」と呼ばれるミートボールみたいなものなのかな。
「フリカデッラとブラウンソース」
そんな中でも、多くの人が聞いたことがありそうな北欧発祥の料理がシナモンロール!実は北欧発祥なのです!
デンマークでは、ほとんどすべてのベーカリーに置いてあり、現地の人にもとっても人気のパンです💛
デンマークではKanelsnegl:キャネルスネイル(Kanel=シナモン、snegl=カタツムリ)と言います!
そしてもう一つ日本でも知ってる人が多そうなのが、オープンサンドイッチ(デンマーク語ではSmørrebrød:スモーブローと言います)!
そう、「オープンサンドイッチ」は実は北欧の国々発祥なのです!これはランチなどでよく食べています🍞
オープンサンドイッチには、いろんなパンが使われますが、デンマークではライブレッドというライ麦粉とひまわりの種やカボチャの種などで作ったパンをよく使います🍞
黒くて固いパンなので、皆さんが想像するパンとはちょっと違うかも。
でも、ライブレッドは食物繊維やビタミンB、ミネラルがたっぷりでとってもヘルシーなので、健康志向の人にもオススメ!日本ではあんまり見かけないけど、通販とかでも買えるみたい!
この間、そのライブレッドを手作りしてみたので、デンマークで定番の「Karry sild(ニシンのカレーソース合え)」を乗せて食べてみました🎣
「Karry sild(ニシンのカレーソース合え)」は、マヨネーズとサワークリームにカレーパウダーとバターで炒めた玉ねぎとリンゴを混ぜ、ニシンの酢漬けを混ぜたソース!
ニシンの酢漬けは、パンチの効いた味なので、好き嫌い分かれるかも。だけど、私はピクルスとか大好きなので、好みです💕
その「Karry sild」、日本の食材でもなんとか作れそうなので、レシピを紹介します🍳
Karry sild
玉ねぎ…小1(みじん切り)
リンゴ…小1 (みじん切り)
バター…炒める用
カレー粉...大さじ1
マヨネーズ…50g
Creme fraiche (サワークリームで代用)…50g
ニシンの酢漬け(青魚の酢漬けで代用)…適量
塩胡椒…少々
①バターで玉ねぎとリンゴを炒めて、火が通ったらカレー粉と塩少々で味をつけ、冷ます
※パサパサになりそうだったら少し水を足して、ペースト状にする
②マヨネーズとCreme fraiche (サワークリームで代用)を混ぜたところに冷やした①と一口大に切ったニシンの酢漬け(青魚の酢漬けで代用)を混ぜる
③塩胡椒で味を整えてパンに乗せるだけ!
最初のレシピ投稿で、まさかの青魚の酢漬けとか出てくるマニアックなレシピ紹介になってしまいましたが、今後も食を通して北欧の考え方やライフスタイルについて発信していきたいと思うので、お付き合いいただけたら嬉しいです💛
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