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パン作りに必要な道具とそろえ方
パン作りの道具のそろえ方
パン作りを始めるにあたって、まず最初に用意しておく道具がいくつかあります。その中でも、必ず必要でないものの、あれば便利なものもあります。
初めてパン作りをする方にとって、どのようなものが必要か、どれくらいの値段の物が必要かということははっきりわからないと思います。実際、私がパンを作ろうとしたときも、よくわかりませんでした。
パン作り道具をそろえていく際に、まずは、パン作りのことが書いてある市販または、図書館の書籍を参考にしていくことをお勧めします。書籍には道具の写真が載っていたり、用途について書かれているものが多いので、たいへん参考になると思います。
また、おすすめの道具のそろえ方として、買えるものは100円ショップで買うということです。専門店で買うと高価なものでも、100円ショップに同じ用途のものが、いろいろ売られています。
パン作りに慣れてきた際には、いろいろこだわりが出てきたり、高価な道具を試したいと思った時に、改めて買い直せばよいと思います。
道具をそろえる際に、自宅にあるものはそれを使えばよいので、改めて買う必要はありません。あらかじめ自宅にあるものを確認しておきましょう。
それでは、道具についての説明をしていこうと思います。
現在使用している道具
カード
ゴムベラ
ホイッパー(泡だて器)
ペストリーボード(パンこね台)
はかり(デジタルスケール)
パン型(食パン型)×2個
プラスティック容器(3,000~3600mℓ)
茶こし、(小麦ふりふりクリッカー)
クープナイフ(ぺティーナイフで代用)
刷毛
バヌトン型
バケット型
オーブンシート
霧吹き
オーブン手袋
オーブン
タイマー
デジタル温度計
ダッチオーブン
それぞれの道具の用途について
カード
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容器からパン生地を取り出す、パン生地の分割、パン生地をこねる時に使用します。
カードについては、メーカーによっては、かっちりと硬いタイプと、ソフトなタイプがあります。
最初のころは、硬いタイプを使用していましたが、すぐにヒビが入り割れてしまうため、何度も買い替えていました。富澤商店で購入した、このカードはソフトタイプで、特に割れることなく2年以上愛用しています。
ゴムベラ
![](https://assets.st-note.com/img/1647168630814-PIPSwIoLOQ.jpg?width=1200)
容器の中で材料を混ぜたり、容器のパン生地を取り出す際に使用します。
ホイッパー(泡だて器)
![](https://assets.st-note.com/img/1647168657433-B2c7d4FrcT.jpg?width=1200)
小麦粉と塩を容器の中で混ぜる(ミキシング)ときに使用しています。
ペストリーボード(パンこね台)
![](https://assets.st-note.com/img/1647168685605-wJ0lLGWsWg.jpg?width=1200)
パンの材料をこの上でこね、生地に仕上げていきます。
パン生地の一次発酵後、この上で生地を休ませるのに使っています(ベンチタイム)。
パン生地の形成の際に使用しています。
410×410×高さ18㎜のものを使用しています。食パン2斤分×2個の生地を扱う際は、このサイズ程度は必要かと思います。1次発酵後のパン生地を休ませる際にも、ある程度の広さが必要かと思われます。
キッチンの上にペストリーボードを直接置いて、パンを捏ねると台が動いてしますために、滑り止めマット(100円ショップにも売られている)を下に敷くことをおすすめします。
はかり(デジタルスケール)
![](https://assets.st-note.com/img/1647168721203-oyFDHOuk33.jpg?width=1200)
パン材料の分量を計ったり、パン生地の分割時に使用します。
はかりを選ぶ際は、0.5g、0.1g単位で計れるもの、2㎏以上計れるものがよいと思います。0.5gもしくは0.1g単位で計れることによって、ある程度正確な分量で計ることができます。また、食パン2斤分のパン生地を合わせると1㎏以上の重さとなり、少なくとも2㎏以上計れるものが良いと思います。
パン型(食パン型)
![](https://assets.st-note.com/img/1647168747691-HHOciFTlEh.jpg?width=1200)
山形食パン、角食パンを焼く際に使用します。
富澤商店で購入した「アルスター食パンケース(2斤)」を2つ使って、毎週4斤分の食パンを同時に焼いています。パン作りを始めたころは、1斤用のものを2つ使用して焼いていましたが、2斤を求めて焼いたほうが効率がよいので、パン作りに慣れてきたころに買いなおしました。
パン型には種類がたくさんあり、同じ1斤用の食パン型でも、細長いタイプや、市販で売られている食パンと同じタイプがあったりします。その為、購入時には寸法をしっかり確認して買うことをお勧めします。私の知り合いは、パン型を見た目で購入しましたが、届いてみたら、縦横高さが5cm程度の小さなパン型が届いたとのことでした。しっかり確認の上購入しましょう。
※パン型については、購入後、内面に油を塗って、オーブンで焼きを入れないといけません。油のコーティングで、パンが型の内面に引っ付かなくなります。
プラスティック容器
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パンの材料を混ぜるときや、パン生地の一次発酵に使用します。
パン作りの書籍には、円形のガラスの容器をよく見かけます。そのようなものでも問題ないかと思いますが、若干値段が高く、蓋がついていないものがほとんどです。また1次発酵時にオーブンの発酵機能を使う場合、容器が重ねられる方が便利かと思います。
そのため私は100円ショップに売られている蓋つきプラスティック容器を最初のころから使用しています。容器の大きさは、一回にどれくらいのパンの生地を扱うかによりますが、目安としては食パン2斤分で3,000mmℓ~3600mmℓ程度のものが良いかと思います。この場合、1次発酵終了の目安に3000mmℓ容器であれば、容器いっぱいになった時点としています。それよりも少し容器に余裕を持たせたい場合は、3600mmℓがよいと思います。
1次発酵時の容器につきましては、慣れてくるまでは、同じパン生地の量、同じ容器を使用して、発酵の見極めについて慣れていくと良いと思います。私の場合は、冬は3000mmℓの容器、夏は発酵が進みやすいので3600mmℓの容器を使用したりしています。
茶こし
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パンの仕上げの際に粉を振るときに使用します。
酵母液を小麦粉が入った容器に流し込む際に使用しています。
バケットの仕上げの際に小麦を振る際に使用します。茶こしは網目が細かく、きれいに小麦を振ることができます。またビンに入った酵母液を容器に流し込むときに、細かい塊がパン生地に入らないよう使用しています。
クープナイフ(ぺティナイフ)
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カンパーニュ、バケットを焼く際のクープの入れ込みに使用しています。
最初のころは、クープ用のカミソリを使っていましたが、現在はぺティーナイフを使用しています。クープについてはカミソリでもぺティーナイフでも大きくは変わらないように思います。
刷毛
食パン型の内面に油を塗る際に使用しています。
バヌトン型
![](https://assets.st-note.com/img/1647168956625-wOwzWVAdp9.jpg?width=1200)
カンパーニュを焼く際に、二次発酵で使用します。
バケット型
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バケットを焼く際に二次発酵で使用します。
二次発酵後、そのままオーブンに入れて焼き上げます。
オーブンシート
カンパーニュ、バケットなどを焼く際に、生地の下に敷くシート。
霧吹き
![](https://assets.st-note.com/img/1647169014810-10w3rfgLj7.jpg?width=1200)
パン生地をオーブンに入れる際のスチームとして使用します。
オーブン手袋
![](https://assets.st-note.com/img/1647169067032-P3FQ8nJLnL.jpg?width=1200)
焼き上げたパンをオーブンから取り出す際に使用します。
オーブン(一般家庭用)
パンの焼き上げに必要になります。
タイマー
ベンチタイムの計測に使用します。
発酵時間の計測に使用します。
デジタル温度計
![](https://assets.st-note.com/img/1647169121048-vC945r6W5m.jpg?width=1200)
パン生地のこね上げ温度の測定に使用します。
ダッチオーブン
![](https://assets.st-note.com/img/1647169146718-HstCVSQQ2R.jpg?width=1200)
カンパーニュをふっくら焼くために使用します。
まとめ
パンを焼くための道具をそろえる際は、市販の本などを参考にするとわかりやすい。
パンを焼く道具は100円ショップでもある程度そろえることができる。
焼き上げるパンの種類によって、道具が若干変わる。
最初は、安い道具から始め、継続していく中で必要なものを買いそろえていくことをおおすすめします。