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妊活のハードさを知った。だけど前よりラブラブになれた

昨年末から一番優先順位を上げて取り組む!と決めたことがある。

それは「子どもを育てる」という未来に向けた活動。あえて「不妊治療」という言葉は使いたくない。使ってたけど。今はしっくりこないので使わない。

実は昨年の頭にも同じことを思って、病院に通い始めたことがあったのだけど、「じゃあ明後日来てください」みたいな無茶なオーダーに応える熱意が自分になく、うやむやになってしまっていた。

でも今は違う。昨年35歳になり、いわゆる「妊娠確率が下がる」という期間に入ってきたから本当にウカウカしてられないのだと危機感が増した。

昨年夫ともよく話し合って、二人の将来において優先度の高いことだと目線も合ったので、今年は最優先事項としておいている。

先日夫とたくさん話したカフェ、窓で切り取られて見える公園の景色が可愛い


去年はまだいっぱいやりたいことがあったのだ。久しぶりの海外旅行としてスリランカに行きたい。たくさん日本中を旅してその中でいくつかはお仕事もしたい。フリーランスとして仕事の土台をしっかり作りたい。

そんな気持ちで1.5ヶ月に1回くらいのペースでどこかに飛び回った昨年があったので、自分の中で「やりきった」という気持ちになれた。だからこそ、今年は一番優先度高く捉えられているのだと思う。

とはいえ病院通いというのは決してワクワクするものじゃない。なんせ「不妊治療」だなんて、別に生きていくには問題ないのに、何か大きな病気を抱えているように思わせる言葉がよくない。

不妊は病気じゃないのだ。

でも原因となる要素は何かしらがあるので、その可能性を一つひとつ潰していけば、自分が取るべきアクションが見つかっていく。

約1ヶ月通った今はやっと、そんな風にポジティブに捉えられるようにもなってきた。

12/24から通い始めて、現時点で通院回数は6回。一般検査を一通り終えて50,000円以上かかった。保険適用でこれだ、その前の時代だったら…と思うと恐ろしい。菅さんの功績は偉大。

 通院の日はチートデーだ。餃子も食べちゃうしビールも飲んじゃうもんね!

ひと通り検査を終えてわかったこと。それは我が家の不妊の大きな要因は夫にあった、ということだ。

妊娠出産というものは、とにかく女性にまつわる情報が圧倒的に多いからあまり知られていないけれど、不妊の要因が男性にあるケースは実に40%以上にのぼる。これってかなり高確率だと思う。

だからこそ、検査は女性だけでなく男性も絶対に受けるべき。妊娠出産を見据えているカップルならぜひ早めに受けることを心からおすすめしたい。

原因がわかった今は、闇雲に期待したり失望したりしなくて済むんだ、とちょっとホッとした。わかればできることがたくさんあるから。


しかしこの結果を数字とともに聞かされた時には、衝撃が本当に大きくて「夫になんて言おう……」と頭が真っ白になった。

先生からも「旦那さんはショックを受けるかもしれないので、あまり詳細には触れずに優しく伝えてあげてくださいね」と言われていた。

だけど夫は想像以上にポジティブな捉え方で(なんなら数字を見て爆笑すらしていた笑)、ついにこの活動が「自分ごと」になったようなので結果オーライ!我が家には必要なプロセスだったのでしょう。

ちなみに男性が当事者意識を持てないことで女性がモヤモヤするケースが多いという話をほんとーーーーによく聞きます。

我が家では夫がやる気になったタイミングですかさず図書館で借りてきたこの本を渡したら、わかりやすかったようで熱心に読んでました。

またこちらを読んでから、不妊治療の経験のあるご夫婦に一緒に話を聞かせてもらったのもかなり参考になりました。男性目線での話が聞けたのもすごく良かったよう!

あくまで我が家の場合ですが、参考までに^^

この1ヶ月は本当にいろんな感情と出会ったけれど、夫との絆はより深まったと思うしなんだか今までで一番ラブラブです(照)

きっとわたしたちの選択は「治療をする」ことだけじゃない。いろんな選択肢をフラットに見つめながら、自分たちが自然に「これだ」と思える道が必ず見えてくると信じてる。

この旅路がどんな結末を迎えるのか。自分と家族のごきげんを第一に一つひとつ選択を重ねていきたいと思います!

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にしの ちか|ごきげんの輪を拡げるひと
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