Summer of love
愛と情熱に浮かされた60年代最後の年、僕はまだ幼くあの伝説の場所に立つことは叶わなかった。
なんてね🙄
まだ僕がこの世に生まれてないころのお話🙄
summer of love誕生
サマー・オブ・ラブは1967年サンフランシスコの街で華開いた。ヒッピーが主導したカウンターカルチャーは世代を超え、ビートジェネレーションの哲学をも呑み込み、例えば、まったく知らない他人との共同生活や、自由恋愛などの新たなライフスタイルが新しいカルチャーとして時代のうねりとともに変化をもたらした。
そしてこの時代の主役は紛れもなくグレイトフル・デッド、ジェファーソン・エアプレインなどのバンドだった。
ベトナム戦争の泥沼化
ケネディやマルコムXの暗殺
毛沢東の文化大革命
フランスの5月革命
あたかも世界自らが変革をもとめるかのように同時多発的に起こった大事件は、もしかしたらかつてジャック・ケルアックが【オン・ザ・ロード】で言っていたように若者たちにそれぞれの答え『道』を求めていたのかもしれない。
Woodstock Music and Art Festival
約40万人の観客を動員した世紀の野外フェスとして60年代のカウンターカルチャーのアイコンとも言えるフェスで、後世まで語り継がれてきたまさに伝説🌈
そもそもはTicketも販売してたし、普通に商業目的だったんだけど運営側がシロウトだったので勝手に入ってくる奴が続出。ウワサがウワサを呼んでどんどんオーディエンスが増え、収集がつかなくなった挙げ句、結果フリーエントリーになってしまったというのも好きだし、そのために莫大な借金を背負ってしまったのに「いや〜、伝説になったね🤟ウケる😋」って笑ってられる運営も好きなんだけどね。
とにかく当時想像を絶するようなビッグアーティストの共演に誰も彼もが自他の境が曖昧になってしまうような夢現(ゆめうつつ)なときを過ごしたんだろうな🤤
この辺は映画
・ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間
・イージーライダー
とか見ると雰囲気掴めると思う。
summer of loveの終わり
「愛と自由と平和」の象徴的なヒーローだったジム・モリソン、ジミ・ヘンドリクス、ジャニス・ジョップリンのいわゆる「3J」もこの世を去る。ジム・モリソンは71年、ジミヘン、ジャニスは70年に死亡。オーバードーズだったと言うのが定説だが、未だ真実は分からない。
の言葉が分かるようにこの時代の全てを背負った彼らは、その死とともにラブ&ピースの崩壊の象徴となった。
明確に1970年がサマー・オブ・ラブ の最期。
僕はそう思う。
政治と闘争の60年代的なちょいとキナ臭い時代は過ぎさり、ファッションとしてのヒッピーモチーフは70年代に入ってなお蔓延し、世界は軽薄さをはらんだ価値観がマジョリティとなってくる。
フレアパンツにVividなタイダイ、flowerモチーフにLove&peaceそしてドラッグ
HappyなHippy。
エピローグ
ヒトが個としての哲学が生々しいほどの肉感をもっていた最期の時代。
そして実験的な試みは精力的に行われた時代でもあった。←この辺は機会があればまた書きたい!
あらゆるものが記号化された80年代以前の、ある種牧歌的な原風景がそこにはあったんだろう。
最近、僕は初めて父親の青春時代のことを聞いてみたんだ。
「全共闘の頃ってどんなだったん?」
父は笑いながらぼくに言うんだ
毎日パチンコに行って、毎日麻雀してたな。みんながみんな政治運動してたわけじゃない。
ってさ😂😂😂😂🤣🤣🤣🤣😂😂😂😂
結局は僕は夢みるディストピアの世界を夢みてただけなのかもね😇