#135 ”ビジネス書は時間の無駄”ということらしいです
自己啓発書は読む価値はあまりなく、有害でもあると書きました。
それではビジネス書はどうでしょう?
まあ境界は難しいのですが、「ビジネス環境変化を踏まえ個人はどう仕事すべきか、今後どう生きていくか」という点に焦点があるようです。ここでは一応それを定義とすることにします。
仕事術やアイデアの出し方なんていうものもあります。
自己啓発書に近いものもあります。名言とか短文で読める。
これも本屋さんや図書館に山のようにあります。私は、ほとんど買ったことも読んだこともありません。ただし、何が売れているか、何故、売れるのかを知るためにパラパラ立ち読みはよくする。
それからIT系のTipsやデータのありかのようなものを探すことがあります。が、買うことはない。検索で済むし。例外として経済学者の一般向けの本は読むことがあります(個人対象でないので定義からビジネス書ではない?)
それでは、いったいどんなもの売れているか「ビジネス書グランプリ2021」ランキングを見てみた。
https://books.rakuten.co.jp/e-book/article/2021/02/business-book/
総合1位は
『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』
各部門の1位は、
『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』
『心理的安全性のつくりかた』
『科学的な適職』
『LIFESPAN(ライフスパン)』
『本当の自由を手に入れるお金の大学』
『人は話し方が9割』
『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』
うーん、やっぱり読むことはないな(すみません)。
それじゃあ、読むとご利益があるのか?
漆原 直行 (著)「ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない」 (マイナビ新書2012年)
同感。
さらに、ビジネス書はどう思っているのか検索してみた。
まあ、まっとうですね。
でもこれだけ出版されているということは、売れると踏んでいるワケであり、実際売れているようだし。
みんな「くだらね」と思いながら暇な電車内でパラパラめくっているのだろうか?
何か仕事の悩みがあって藁にもすがる思いで買うのだろうか?
それとも「将来、自分も書く」つもりでリサーチしているのか?
少なくとも家で真剣に読むものじゃあない気がするけど。
私の方がヘンなのか?