仕事の思い出
・一つ前の記事を書いた時に、そう言えば仕事でこんな事あったなと思い出したので、備忘note。
・今回も出てくるのは以前一緒に働いていた元国際公務員のAさん。
・彼は凄く頭が良く、一緒に仕事をしていて非常に勉強になる事が多かった。
・特に英語での交渉になると、さすが元国際公務員という感じで、とても上手く話し合いをまとめていました。
・でも人当たりも凄く良く、常にニコニコして周りを盛り上げるムードメーカーでもありました。(一部からはテンションが高すぎてついていけないと言われていたけど、、)
・そんな凄く素敵な人で、私の事もとても気にかけてくれ、毎週のように飲みに行く仲でした。
・当時、私と彼は2人で社内で1番面倒な案件を担当していました。
・たまには言い合いになった事もあったけど、基本的に彼を信じて、やるべき事をやった。
・一年近く経ち、でかいプレゼンも終わり、「ようやく終わりそうっすね〜、いや〜、ほんと大変だったわ〜。今日打ち上げ行っちゃいますー?クイッとね、クイッと!」
・とか言ってたら、「関西くん僕ねー、辞めることにしたんだ」と。
・「辞めるって、この案件から降りるんですか?」と聞いたら、「いや、会社」と言われました。
・はぁ?!嘘でしょ?なんで??ようやく面倒なの終わりそうじゃん!今辞めたら勿体ないでしょ!などと言いましたが、「もう上にも言ったから、ごめんね」と返されました。
・そしたら急に涙が出てきて、「無理です無理です辞めないで下さい、Aさんいないと無理です!ってかまだ詰めないといけないとこあるじゃないですかぁぁ!なんでよぉ〜泣」
・と、文字通り泣きついてしまいました。
・その後10分ぐらい泣きながら本気で引き留めましたが、「僕も今まで何度か転職してきたけど、泣いて引き留めてくれたのは関西くんだけだよ」と逆に笑われてしまいました。
・いや、あれはもはや呆れていたな。。。
・結果、彼はその後すぐに退職しました。彼がいなくなった後、私は案件の最後の詰めを自分でやり、それが評価されて翌年にはタイトルが上がりました。
・仕事してて泣いたのは後にも先にもこれっきり。
・でも泣いて引き留めるぐらいの人と出会えたと言うのは、本当にラッキーなことだと思います。
・そして自分自身も、同僚や上司からそれぐらい思って貰えるようになりたいな〜。まぁ今の会社を辞めるつもりないけど。
・ちなみに彼とは今も仲良し。ちょっと間が空いてしまったから、近々またリモート飲み会でもやって、キャッチアップするかな!
・関東は台風の影響で天気が悪いですが、皆様素敵な一日を!!