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こんな本を読んだ 番外 dBASE(後篇)
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前回は、会社にPCが導入されるようになるところまで書きました。今回は、会社を退社したところから。
退社後、家業である酒店にたずさわることになります。
そこで、すべて手作業で行われていた業務のコンピュータ化に取り組みました。
当時発売されていた酒店専用システムやアプリケーションを検討しましたが、どれも値段が高いわりに満足できる機能のものがありません。そこで選択したのが、dBASEによる自己開発。すべて自分で作りました。
dBASE、私が使用していたバージョンはdBASEII(ディーベイスツー)は、当時MS-DOSで稼働する最強のDBMS(データベースマネジメントシステム)でした。
データベースとは、業務で使用される大量のデータをひとまとめにしたもの。DBMSはデータベースを編集・利用・管理するシステムです。データがシステムから独立しているところが特徴です。
DBMSとしてのdBASEは、バグがなく、プログラムは書きやすく、実行時のレスポンスが早い、実にすぐれたソフトウェアでした。
私は、dBASEを使用して、売掛・買掛管理、在庫管理、顧客管理、財務管理を連携して処理するシステムを作り上げました。半年で100本ほどのプログラムを書いたと思います。われながら出来がよくて、販売したいほどでした。
ところが、MS-DOSからWindowsへの流れのなかで、移行がうまくいかず、せっかく作ったシステムをすてることになります。
以後は、マイクロソフトのDBMS、Accessをベースとした安価な販売管理システムを購入。こちらは、ソースが公開されていたので、勝手に書き換えて使っていました。自己責任ですね。
また、ネット販売を始めてから使用した販売管理システムも、Accessのデータベースを使用していました。こちらはソースは公開されていませんでしたが、データが独立しているので、いろいろな分析システムをつくりました。
さて、現在、データベースはさまざまな場面で利用されています。noteでも、データベースが構築されています。
PCでは、AccessやFileMaker、WebではSQLなどが使用されているようですね。
SQLはDBMSではなく、データベースを操作するための言語です。ほぼデフォルトとして使われているようです。
これからシステムやプログラムを学ぼうとする人は、ぜひデータベースやSQLを勉強してください。きっと役に立ちます。私もSQLはいちおう書けます。
長くなりました。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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