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こんな本を読んだ 番外 dBASE(前篇)
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dBASEといっても何のことかわからない人がほとんどだと思います。Windowsが普及する前に大きなシェアを誇っていたデータベースソフトです。先日、何かの記事でみかけてなつかしかったので、書いてみます。
私は、大学卒業後、当時都市銀行とよばれていた某金融機関に入社。3年ほどでシステム部門に配属されました。当時は携帯電話はもちろん、PC(パソコン)もまだ発売されていません。業務であつかったのは、メインフレームとよばれた大型コンピュータです。
ほどなくして、PC-8001(NEC)が発売され、さっそく購入。もっとも、その前に、マイコンとよばれていたコンピュータを少しいじってました。
PCは、当初はFD(フロッピーディスク)も使えず、データの保存はカセットテープ。搭載されていたBASICはプログラミング言語でしたが、OS(オペレーティングシステム)のような役割もになっていました。
FDが使えるようになると、CP/MなどのOSをインストールして遊んでいたこともあります。
会社で使用されていた開発用言語はCOBOLが中心。ほかにアセンブラなど。
COBOLは、コンパイルすると大量のコードを生み出して、とにかく効率の悪い言語でしたが、広く使われていました。書きやすく、メンテしやすかったからでしょうね。プログラムは、3年間で300本ほど書いたと思います。
PCは当初会社には導入されず、個人的な利用が長く続いていました。MS-DOS(PC DOS)を搭載したIBM PCの発売をきっかけに、会社での本格的な導入がはじまります。
あれれ、長くなってきました。続きは次回番外で。わからない言葉は自分でしらべてね。
【豆知識】
銀行にATMが初めて設置されたのは1972年ころ。私は大学生でした。当初はCD(キャッシュディスペンサー)と呼ばれ、現金の引き出ししかできませんでした。
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