【感想・考察】『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Memory of Marionette~【今更】
こんばんは。
日々の生きる糧が「コロナウィルスの影響により」という最近流行っている理由でキャンセル&延期祭りになっているので、
超今更ながら『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Memory of Marionette~(以下、MoM)の感想及び考察をぽちぽちしていこうと思う。
私があんスタにハマったのは去年の夏。ちょうどMoMの公演が終了し円盤発売されたかなーぐらいのタイミングである。
あまりにも遅い。
が、「推したい時が推し時」と誰かが言っていたので、私はあのタイミングでハマって正解だったのかもしれない。
既にいろいろな方がMoMの演技や脚本、ダンスや歌に関して考察記事を上げているので、詳しくはそちらを見てほしいのだが(他力本願)、
ここでは、彼らのメイクや衣装、ウィッグについて思ったことをひたすら描き散らしていこうと思う。
私は別に衣装作りのプロというわけではない。メイクに関しても同様だ。
ただ、彼らの衣装やメイクで(無駄に)テンションが上がったので、書き連ねていく。
(あと、このnoteの使い方を勉強がてら書いていく)
MoMの詳細については、上記URLを見てほしい。
あらすじは以下の通り。
“おれは、自分の意思のない操り人形だったんだ―――”
かつて夢ノ咲学院のトップとして君臨していた『Valkyrie』に斎宮宗、影片みかと共に所属していた仁兎なずな。
芸術的な演出にこだわる格式高いユニット『Valkyrie』のリーダーである宗は完璧を求め、声変わりしたなずなの声は録音を使用し、みかはバックダンサーとして構成したライブを行っていた。歪でありながらも、華やかで圧倒的な人形劇。しかし天祥院英智によって宗が作り上げた完璧な舞台は壊されてしまう――――
その後なずなは紫之創、真白友也、天満光の誘いで『Ra*bits』に移籍し『Valkyrie』を脱退することとなる。
一方、宗は心に深い傷を負い、舞台から遠ざかり引きこもりがちになってしまう。
停滞する『Valkyrie』の状況を見た英智は『Ra*bits』を囮に、宗を表へ引き摺りだそうとするが・・・?!
【七夕祭】を舞台にかつての帝王『Valkyrie』の戦いが始まる――――
(公式ホームページIntroductionより抜粋)
要は、過去編というやつだ。
それを、俳優さんたちの圧倒的クオリティにより、我々の心臓を貫いてきた。
最高だ。最高of最高だった。
いまだにDVDを繰り返し見るぐらいには、最高だった。
俳優さんたちの演技はもとより、衣装がとても良い。
ユニットごとにユニット基本衣装とウィッグとメイクについて勝手に語って行く。語彙力は無いので、ご容赦を。
*Valkyrieの衣装
今回の主役である、Valkyrieからいく。
彼らの衣装は、基本的に黒と赤を基調としていて、ゲーム内で出てくる他の衣装もゴシック大好き人間には大変突き刺さる衣装が多い。
映像を繰り返し見ていると、彼らの衣装のメインで使われている生地は3種類だと思う。
・レザー生地(腰の飾りベルトと影片みかの手袋)
・ラメ生地(ジャケットの黒)
・サテン生地(ジャケットの赤)
お師さんのハットの素材はわからない……すまない……
上記3種類の他、金色のブレードと金色の縁取りテープ、リボンがふんだんに。
彼らの首元を彩るリボンがベロア素材なのは大変解釈一致だった。
あとこれは私の友人のコスプレイヤーから教えてもらったのだが、
首元のリボンは、イラストでは結び目になっている部分の下にボタンがついていて、そこでパチンと留めるタイプになっているらしい。
早着替えも多い現場において、一番ネックとなるリボンの結ぶ工程を取っ払った素晴らしい案だと思う。衣装さんすごい。
Valkyrieの衣装はターンしてもそこまで裾が広がらない構造になってはいるものの、これは俳優さんの腰の肉付きのせいなのか、
お師さんのジャケットは腰回りにギャザーが寄っているので、少しふんわりしたラインが出ていて可愛い。
ただ、Valkyrieの衣装を初めて見た時に驚いたんだが、ジャケットの赤い部分、サテン生地だった。
お師さんがサテン生地を使うのか……という驚きがある。
ラメ生地×ラメ生地だと目が痛くなると思ったのかな……
*Valkyrieのメイク
彼らのメイクは、二人のそれぞれの個性が出ていて好きだ。
まず、お師さん。
彼はなんと言っても、目尻で強めに跳ねあげたアイラインとカットクリース風アイシャドウが特徴的だと思う。
私はこれを勝手に「強めの女メイク」と呼んでいるのだが、この目力の強さはまさに斎宮宗そのもので、彼の完璧主義な部分がよく出ていると思う。
対して、みかのメイクは非常に薄く見える。
パンフレットやブロマイドでまじまじと見ると、彼もアイラインの跳ね上げは強めだし、茶色のアイシャドウで影をつけて二重強調しているのが分かるが、
劇場や映像で見ていると、お師さんよりメイクが薄いように見えるのだ。
お師さんに「顔だけはいい」と褒められるだけあって、ナチュラルなのに美人が際立っているのは本当にすごいと思う。
*Ra*bitsの衣装
パンフレット順に行く。
Ra*bitsの衣装は、数ある基本衣装の中で一番好きだ。
セーラー服がとても可愛いし、何より腹チラ。至高である。
とある人がTwitterで「真白友也が描き下ろしでよく腹チラをしているのは、あんステの真白友也が腹チラしまくっていたからだ(要約)」と呟いていたが、
この腹チラは素晴らしい。
俳優さんたちの鍛えられた腹筋が惜しげも無く晒され、そして元気に跳ねまわっている。可愛い。とても可愛い。
彼らの衣装の生地は、特殊なものは使っていない。はず。
Valkyrieと違ってインナーの上から直で着ているので、肌触りはいいものを使っているだろう。
ツイル生地の白と青に、縁取りテープだろう。
ズボンの腰でひらひらと舞うリボンに目を奪われていると、唐突に彼らの拳で作ったうさぎのしっぽが出てきて変な声が出るので注意が必要だ。
ちなみにこのRa*bitsの衣装は、天満光→鳴上嵐を経由してみかが仕事として請け負い作ったと思われる。
*Ra*bitsのウィッグ
彼らのメイクは彼らの可愛さと、ゲームに寄せるためのメイクで極めて薄めだったので割愛。ここではウィッグについて話していく。
個人的に、あんステはウィッグに愛されていないと思う。
特に、金髪のキャラクターはその最たるものだと思う。
金髪に親でも殺されたのかと思うほどだ。
そんな中、金髪キャラであるなずなのウィッグはまだマシな方かもしれない。
俳優さんの頭に沿った形に整えつつ、自前の髪のように根元がふわりと立っていて違和感が無い。
Ra*bitsは帽子を被るため、多少のウィッグの乱れはなんとか誤魔化せるが、頭のてっぺんが丸い子代表(?)友也の頭が綺麗に可愛く丸くなっているので、帽子から飛び出るアホ毛も可愛さの極みだった。
*fineの衣装
次に、fineの衣装。
彼らは王者に相応しく、キラキラゴテゴテの王子様然とした衣装が良い。
そして彼らの衣装で何がビックリするって、全身がサテン生地な部分だろう。
すっごいツルツル。すっごいキラキラ。
Valkyrieの時もそうなのだが、衣装に金を惜しまなそうなユニットなのに、パッと見安価そうな印象があるサテン生地を使っていると、とても違和感がある。
ただ、ジャケットの襟を飾る装飾が総刺繍なのはとても解釈一致なので、そこで金が尽きたのかなと思うことにする。
fineの独特な形をしたブローチとラペルピンがしっかり作ってあるのはとても可愛い。
*fineのウィッグ
fineのウィッグについて。
彼ら、というか、英智のウィッグはRa*bitsの項で言ったように、愛されていないウィッグNo.1だと思う。
どうした英智、と言いたくなる毛量の薄さ。
なずなの時の、ふんわりとした根元への気力はどうした。
金髪ウィッグに親でも殺されたのか。
それとも、あまりの忙しさに後回しになったのか。
パンフレットではそう感じなかったのだが、動くとなぜか頭髪が薄く感じてしまう。
渉のロングロングウィッグは素晴らしい出来だというのに、渉で力尽きたのか。
なずなよりも薄い色をしているから、毛量が薄く感じるのかもしれない。
ただ、耳の前に垂らした髪の根元から見える地肌があまりにも多く見え過ぎではないだろうか。
頭のてっぺんなのかな……他のキャラと同じようになっているはずなのに、ぺたんこに感じるんだよなぁ、英智だけ……
*紅月の衣装
彼らの衣装は、和装アレンジだ。とても良い。好き。
何より目を引くのは、共衿部分の模様だろう。
よくもまぁこんな複雑な模様を切り取り上げたなと思う。
まさかここに力を入れすぎてウィッグで力尽きたとは言わないよな?って思うほど、この模様への力の入れようがすごい。
それから、上記3ユニットの衣装と違うのは、彼らの衣装に別色で裏地がついているところだろう。
金色の裏地はダンスでヒラヒラと舞う度に目に入り、(個人的に)テンションが上がる。
彼らの衣装の生地は和装でよく使われるものではなく、ターンしたあとに綺麗に舞い、綺麗に下に落ちる舞台衣装の生地だと思う。名称がわからない。
あの桜の模様は印刷してあるのだろう。とても良い。
肩につけたファーも、踊ってる最中首に当たって気が散らないのかな、という心配もあったが、モフモフしていて手触りが良さそうでとても好きだ。
あと、これは衣装に関係ないのだが、紅月の「百花繚乱、紅月夜」で使う扇。
あれをサビで開く時にマイクに入るバサッという音が大好きすぎて、何度もリピートしてしまうし、
「祭夜絵巻」の太鼓の横にそっと置かれた、颯馬の刀置き場があるのがとてもキュンとするのでみんな見てほしい。
*紅月のメイク
ウィッグについて2ユニット分書いたので、ここではメイクについて。
彼らのメイクは、非常に小ざっぱりしている。
雄み全開ユニットだと個人的には思っているので、彼らのメイクが薄いのは想定内である。
一番見て欲しいのは、敬人のメイクだ。
眼鏡の奥に見える、俳優さんが元々持つ垂れ目と、跳ね上げた目尻。
太めのアイラインもとても可愛い。
紅郎のアイラインは敬人と対照的に細く書かれていたのも良い。
あと、なんといっても颯馬の目尻に茶色のアイシャドウが入っているのがとても好きだ。
アイホール全体ではなく、目尻だけに多めにつけられたアイシャドウがとてもえっちで好きだ。
おかしいな……私は颯馬が最推しではなかったはずなんだが……と思わずゲンドウポーズをしてしまうくらい、彼のメイクは幼く見えそうになりつつも、颯馬の凛とした性格を上手く出していると思う。
*まとめ
書き散らしとしては、以上である。
本当に好き勝手書いているだけなのだが、ここまで読んでくれた方ありがとう。
MoMみんな見よう。とても良いぞ。
内容はシリアスなのに展開は終始ギャグだし、七夕祭の衣装もとても良い。
MoMみんな見よう。
みなさんのあんステ及び2.5次元人生に幸あれ。