ポートレートの捉え方
1xでポートレートを見ると面白いのは、ポートレートの捉え方だ。
肖像画として被写体を正面から捉え、モノクロで存在感を表現する。
力強い作品。
世界観を表現するために被写体を背景に配置し、効果的なポージングを取ってもらう。
肖像画としての意味合いを知った上で世界観を表現するのは、意味合い的に違うのかなとも思う。
とはいえ、カメラを向けられた、もっと言えば自宅から外に出た段階で外向けの自分になっているんではないか。
「ありのまま」ってなんだろう。
そこで、どう撮りたいのかが関わってくる。
その意味で撮られる側は、撮影者の鏡なんだと思う。