シェア
1xでポートレートを見ると面白いのは、ポートレートの捉え方だ。 肖像画として被写体を正面から捉え、モノクロで存在感を表現する。 力強い作品。 世界観を表現するために被写体を背景に配置し、効果的なポージングを取ってもらう。 肖像画としての意味合いを知った上で世界観を表現するのは、意味合い的に違うのかなとも思う。 とはいえ、カメラを向けられた、もっと言えば自宅から外に出た段階で外向けの自分になっているんではないか。 「ありのまま」ってなんだろう。 そこで、どう撮りたいの
時々思う。 自由にできる仕事だったらなって。 もちろんそんな上手い話はない。 アラフィフなって、転職できるほど甘くはないとも思っている。 生活ができるだけの収入があれば、実は結構なんとかなるのかなとも思ったりする。 ホームベースがあって、好きなことができればね。 若い人の活動を見ていると、なおさらそう感じるのかもしれない。 すぐに現実に引き戻され、休み明けは仕事だよなぁ。
あまり難しく考えずに、初期衝動で止むに止まれず撮らずにいられないものがあれば、それが決まりかなと。表現したいことそのものなのだ。 技術的なことは、経験や勉強で学ぶことができる。アートの歴史や好きな作家の写真集等をみるのもよいでしょう。 そしてなによりあなたの写真をあなたらしくするのは、あなたがこれまで生きた経験そのもの。 これは、他の誰にも変え難い。 センスを比較してもしかたない。 あなたと同じ経験は、誰もしていないのだから。 映画、小説、旅行、食べ歩き… 何も無駄なこ