
モチベーショングラフ見てって話② 〜説教まみれの小学生時代〜
前回の話はこちら。
注意事項、覚えていますか?いいえの方は①に戻って復習してください。それでは早速。
6歳(小1) [モチベ数値0]
①隣の席の女の子に怯える。
隣の席の女の子にめちゃめちゃ怯えていた。怖かった。はっきりものを言うことができない私への当たりが強くて苦手だった。帰る方向も一緒で、その子に見つからないよう隠れながら下校。でも一度だけ鉛筆貸してくれたことあったんだよな。あの時は嬉しかった。でもその後もずっと意地悪だったので印象は変わらず。-100が-99になったくらいですわ。
②一輪車にはまる。
幼稚園のときに乗れて褒められたせいか、ずっと乗り続けていた。私にはお前がいる、という謎の絆。学校で開催された一輪車検定みたいなのも受けていた。アイドリングめっちゃ練習したな。天てれの一輪車部?も好きでよく見てたし、友達と真似したりもしていた。
③プリクラ事件。
友達に「プリクラ行こ」と誘われた。「プリキュアしよ」に聞こえた私は、ごっこ遊びするもんだと思いのこのこついていく。たどり着いた先はゲームセンター。当時(今もなのか?)は子どもだけでゲーセンに行くことが厳しく禁じられていた。到着した瞬間、「悪いことをしている」と悟る。が、断りきれず撮影して帰宅。親には黙っていたが、結局ばれ、めちゃめちゃ怒られる。でも「プリキュアと聞き間違えた」という理由に納得してもらえなかったのは悔しかった。確かにね、隠していたのは悪かったけどさ。でも本当なんだよ〜〜〜。
7歳(小2) [モチベ数値10]
①校庭にお化け屋敷を作って怒られる。
最初は秘密基地を作る予定だった。途中からほかの生徒が集まってきて、お化け屋敷作ろうぜー!となる。自分だけの基地を作りたいんだよ!と思いつつ、まあ面白そうだしいっか、と路線変更。今の私に宿るまあいっか精神が垣間見える。砂や石ころが降ってきたり、枝がわさわさ動くなど、かなり暴力的なお化け屋敷。規模が広がりすぎて先生にばれ、危ないだろ!とかなり怒られた。先生が説教中に黒板を叩いたとき、手のひらの跡がくっきりついて面白かったことを覚えている。いやいや、ちゃんと反省してくれ。
②休み時間は一人派。
みんなでドッジボールしたり、それこそお化け屋敷作ったりなど、わりと人と遊ぶことも多かったが、週に数日は一人行動をする日があった。図書館に行ったり、誰もいない教室でぼーっとしたり。特に静かな教室の雰囲気が好きだった。自分だけ別の世界にいるような感覚。遠くから聞こえる賑やかな声がやけに記憶に残っている。
③1年生のとき苦手だった女の子が転校する。
授業中、一人ずつ別室に呼ばれた。何か悪いことしたっけ、と恐る恐る入室するとそこには色紙が。例の怖い女の子が転校するという話を聞く。それからの私の心はパラダイスですよ。もう怖い思いをしなくてもいい!堂々と、穏やかな学校生活を送れる!色紙になんて書いたかは覚えていない。多分当たり障りないことを書いたんじゃないかな。
8歳(小3) [モチベ数値30]
①校舎内で大規模鬼ごっこをして怒られる。
逃走中が流行ってなかったっけ。いつもと違う場所でスリル満点の鬼ごっこをしたかったんだと思う。提案したらみんな乗ってくれたし。(提案すな)もちろん大目玉。ロッカーの上で正座させられ、「お前はもう学級委員に立候補するな!」と言われた。立候補したけど。落ちたけど。
②作文の授業で謎褒めをされる。
先日、敬愛するへんいち大先生に「祭の神輿みたい」な文章だと、謎褒めをしていただきました。人生で二度しか受けたことがない貴重な謎褒め。一度目がこの時。作文の授業で先生から「あいつの作文は二重跳び10回、お前の作文は前跳び100回」という言葉をもらう。二重跳び10回の方が……。いや、うん。とにかく、褒められた。そして嬉しかった。自信がなくなったときは、いつもこの言葉を思い出している。
③書道教室に通い始める。
なぜかはじめた書道。先生が怖かった。学校終わりに友達と遊べないのが辛かった。帰宅後即教室だからおやつも食べられないし。あと、とにかく先生が怖かった。何度でも言える。まじで怖かった。ピシッとしたキチッとした、なんだろうな、似てる人がいるんだけど、名前が出てこない。書くのは好きだったけど、それを添削してもらうのは苦手だった。朱だらけになるから。
9歳(小4) [モチベ数値-50]
①町内のソフトボールチームに参加する。
父が野球好きで、半ば無理やり参加させられる。女の子が全然いなくて心細かった。ただ、見守り隊のお母様方がめっちゃ可愛がってくれたので卒業まで続けることができた。飲み物あるよ!お菓子は?おにぎりの方がいい?みたいな。へたっぴなのでいつもベンチあたため要員。ただ、お情けで代打を任せてもらえた時にヒットを打てたことがある。あの時のみんなの顔。面白かったな。
②部活をサボりすぎて怒られる。
これは数ある封印したい記憶のうちの一つ。部活に参加できる学年になったので、音楽部に入部。毎日一生懸命練習していた。夏休みのある日。用事があって遅れて参加することになった。みんなが練習をしている空間に後から入るのが本当に本当に嫌で、教室に入れず。そのままサボってしまった。悪いことしてないのに。その日から怖くて部活に行けなくなる。でも親にはそのことを言えない。家は出るが学校には行かない日々。近くの図書館で時間を潰してやり過ごしていた。部活の友人に誘われてたまに参加するときもあったが、練習していないので当然うまくできない。そして先生に怒られるという悪循環。これが続き、最終的に校内放送で呼び出され、先生のクラスの面識のない生徒たちにじろじろ見られながら大説教をくらう。親にもばれ、そのまま退部。逃げ続けるのが一番しんどいということを知ることができた経験。
③おちゃらけ男子のTシャツを裂く。
最初に言っておきますが、事故ですよ、事故。外掃除をしていた時に、班の男子がずっとふざけていて。「ちゃんとやってよ!」と振り返ったら、持っていた箒の金具がその子のTシャツに引っかかって裂けた。綺麗な直線だった。あまりにも綺麗だから少し感動したもん。しばらくの間、その子には「俺のTシャツ〜〜」といった感じで弱みを握られていた。元はといえばそっちが悪いんだからな!
10歳(小5) [モチベ数値0]
①全校集会への嫌悪感。
毎月ある全校集会で、有志で出し物をするコーナーがあった。クラスの女子が「みんなで出よう!ダンスしよう!」と声をあげ、練習することに。私は全校生徒の前で踊るのが嫌でやりたくなかったが、みんなでやるというので無理やり参加。ちなみに曲は「気分上々↑↑」だった気がする。流行ってたもんな。めっちゃ練習した(させられた)から今でも一部分踊れる。結局抽選で外れて私的には事なきを得たが、他の人たちは悔しそうだったな。
②自作のゲームを配布しまくる。
数独と迷路にハマっていて、自分で作るなどしていた。いいのができるとそれを配ってやってもらう。給食の配膳待ちの時間だったな。プチブームを生み出した経験。
③教室の窓から紙吹雪を舞わせて怒られる。
最上階の教室だった。窓際の席で外を見ながら、ここから紙吹雪を降らせたら綺麗だろうなと考える。せっせと折り紙をちぎり実験。どの大きさが綺麗に舞うのか考えながら降らせ続けていたら先生にばれた。地上に散らばった紙吹雪を必死で拾い集めたのを覚えている。
11歳(小6) [モチベ数値30]
①友人とRPGを作る。
スパイキッズに出てくる「サムサム」にはまり、友人とサムサムのロールプレイングゲームを作る。私は映画を観ていないのに、なぜ彼(?)に激はまりしたのだろうか。毎放課後集まって作成。特にゲーム内に出てくる小物をせっせと作っていた。みんな自分の宝物ーーキラキラした石とか、可愛い包み紙とか、それらを持ち寄るほど熱中していたはずなのに、ある日突然冷めた。一斉に冷めた。私たちの作品、そして宝物がどこに行ってしまったのか、それだけが気になる。
②妹の友達と遊びまくる。
妹の友達と遊びまくっていた。妹がその子の家に行くときはついて行こうとしたし、行けない時は必ず迎えにいって遊ぶ時間を捻出していた。なんとも鬱陶しい姉である。でもやりたいって言われた遊びには全部付き合ったし、全力で楽しませていた。それに懐かれていたとも思う。多分。
③友人の色紙制作を全力で止める。
小学校を卒業したら、別の県に引っ越す事が決まっていた。ある日友人が色紙をつくる計画を立てていることを知り、全力で止める。今なら全力で歓迎するのに!その時はひっそりと、誰にも知られず消えるのが美だと考えていた。若干厨二感があって恥ずかしい。
総括
うーん。大人しい子だと思ったら大誤算。よく見ると怪獣でした。って感じ?今もだけど、自分がやりたいと思ったことは実際にやってみないと気がすまない。あと、感情のままに動きすぎ。楽しい!ならやろう!辛い!なら逃げよう!みたいな。それにしても結構怒られたな。毎回通知表みるのが怖かった。じゃあ直せよって話なのですが。あと数値が0多いのは「楽しい - 辛い = 0」の状態になっているから。基本楽しいんだけど、辛かった出来事が大きすぎるとこうなる。前回の記事で何の感情もないのを0にした、と書いたけれど、こういう出し方もしているなと気づいたので追記。
次回は中学時代か…。だんだん記憶が鮮明になってくるので、書き出すのが辛くなってくる。でも書く。書くぞ。がんばれ!
※サムネは小学校入学のときに買ってもらった勉強机の天板。
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