文系大学院生の就活体験記
Hwylと申します。
文系の大学院生である私の就活についてお話ししたいと思います。
就活の実績(私の情報や受けた企業、利用したサービスなど)
就活で意識・感じたこと
の二つに分けて書いていきます。
私の就活に関する基本情報
Hwylについての情報
私は23年卒業予定の旧帝大の文系修士課程(経済学)の大学院生です。
専門分野は実証ミクロ経済学で、さまざまな産業や企業のデータをもとに経済や金融の現象について、「因果推論」という手法を用いて分析を行っています。
2021年の6月ごろから就活を始めて、インターンシップや説明会などでいろいろな業界を見た結果、自分の就活の軸に照らし合わせて、金融業界を中心に4社の選考を受けていました。
企業の選定における基本方針
大きな企業で、その企業で長く働けるかどうか
大きな企業が良いと感じた理由は、大企業特有のアセットの豊富さ、教育体制の充実度です。加えて、今まで所属した団体の中で、大きく歴史のある団体の方が自分の能力を発揮できたと感じた経験からです。
(これについては後述しています。)
長く働きたい理由として、スペシャリスト志向のようなものが起因していると考えています。大学院まで進んだことが一つの例ですが、長く一つのことを深めたり、学ぶことが好きなので、一つの企業でその事業や文化を深く知ったり、業務を行うことの方が、いろいろ転職していく働き方よりも向いていると感じていました。
選考を受けたor受けている企業
金融業界 2社(そのうち1社は途中で辞退)
ハウスメーカー業界 1社
総合不動産デベロッパー業界 1社
インターンシップに参加した企業
金融業界 3社(いずれも複数days)
メーカー 2社(複数days)
ハウスメーカー業界 1社 (複数days)
総合不動産デベロッパー業界 1社(複数days)
OB訪問をした企業
金融業界 2社 (6名)
総合不動産デベロッパー業界 2社 (6名)
主に利用した就活のサイト
One Career(就活情報発信サービス)
ビズリーチキャンパス(OB訪問仲介サービス)
企業・業界志望者向けLINE オープンチャット(情報交換サービス)
Open Work (転職者向け企業口コミ投稿サービス)
意識したこと、感じたこと
入社後の活躍可能性は高いのか
自然体でいられるかどうか
自己を早く深く理解したほうがいい
この三つです。以下では、詳細を書きますね。
入社後の活躍可能性は高いのか
私は就活の軸として、
「入社後の活躍可能性」
「入社後したいことができる環境かどうか」
を掲げていました。
(軸についてはいろんな意見があると思います。私は上記の二つにしましたが、これを推奨する意図などはありません。ネットの情報をいろいろ参考にして、自分が自然体で話しやすい軸を設定することをお勧めします。)
特に、私は前者を重要視して、面接でしっかり話せるようにしていました。なぜなら、自分の力が発揮できず、活躍できない環境には、長く所属することができなかったという経験が今まで何度もあったためです。
少し話が逸れますが、面接でしっかり話せるようにするTipsを紹介します。
まず、過去や現在の経験から、自分が「能力を高い水準で発揮できた」業務や活動内容、環境などの共通点を抜き出します。
「能力を高い水準で発揮できた」を具体的に説明します。これは、他の業務や活動の体験と比較して、疲れやストレスが少なく業務や活動を行えたかどうかを主観的に判断して決めます。
次に、説明会やインターンシップ、OB訪問から得た情報(仕事内容や環境、人や制度など)と自分の成果を発揮できた業務や活動、環境などを照らし合わせて、一致する箇所が多いかどうかをみる。
以上の作業を話しやすい形でまとめると面接で話せるようになります。
自然体でいられるかどうか
無理をして自分を作っている環境では、あまり長く所属することができなかったり、すぐ疲れてしまったりした経験から、自然体でいられるかどうかを意識して企業を選んでいました。
そのため、基本的に面接対策のようなものはせずに、面接に臨むようにしていましたし、企業が求める人物像に寄せていくこともしませんでした。
自己を早く深く理解したほうがいい
上の二つを踏まえて就活で感じたこととして、「自己理解」の重要性です。
「こういうのが好きだな」とか、「自分はどういう時に幸せと感じるんだろう」といった感じ方や特性を知ることが「自己理解」だと私は思ってます。
私にとって、ストレスや疲れなく業務や活動ができることが幸せであると、就活の早い段階で知ることができたため、あまり就活に時間を割きませんでしたが、現在のところ納得して就活を終えようとしています。
就活において、何を一番優先するかは人それぞれだと思いますが、私個人の意見として、早期に自分の特性や感じ方の癖を知ることは、どの就活生にとっても、それぞれの就活での目標を達成する上で大きな助けになると考えています。
就活相談や詳しく聞きたいことなどがあればコメントください。