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自分で調べてみよう、を啓蒙活動中

先日書いた記事を読んだある方から「うちは(その人の家では)自分で(子ども自身で)調べてみなさいって言うね」という話を聞いた。

そうであった。重要な手法をすっかり忘れていた。自主的に知識を貯められるようにするには、自分で調べることを身に付けなければならない。

次の機会に「調べてみたら?」という返答をするべく密かに準備を進める。

シミュレーション

何でもかんでも自分で調べなさい、というのはハードルが高くなってしまいそうだ。せっかく持った興味を失ってしまうことは避けたい。また、子ども自身が調べられる範囲にあることでないと、そもそも調べる方法がわからないというケースにはまってしまう可能性がある。

色々考えた結果、家に図鑑がある動物か植物の話題が出たら「自分で調べてみたら?」ということに決めた。

実践

ある日の朝、誰かに教えられたのであろう「スズランって知っている?」と子どもからの質問を受ける。

来た、このタイミングだ。一つ深呼吸をしてから質問を返す。

私「調べてみたら?」

子どもからの返信は・・・

子ども「パパが調べてみたら?」

あーそうくるかー。五分の勝負に持ち込まれて一瞬焦る。が、ここで負けるわけにはいかない。脳みそをフル回転して回答する。

私「パパ(私)も調べてみるから、〇〇(子どもの名前)も調べてみたら?」

若干卑怯な気もするが、理不尽ではない回答はできたはずだ。家の図鑑の話をしてその日は話を終える。

確認

次の日の朝、スズランを調べてみたかどうか確認してみると「忘れてた」との回答。人間は忘れやすい生き物である。リマインドは大事。

その日の夜、妻に聞いてみたところ、図鑑でスズランを調べていたらしい。調べること自体に興味はなさそうに思えたのだが、ちゃんと伝わっていた。

我が家の図鑑にはスズランが載ってなかった、という衝撃的な落ち(後日図書館まで行って一緒に調べることで解決)はあるのだが、自分の興味のあることを自分で調べる面白みを少しでもわかってくれただろうか。

何れにしても一回で終わるようなことではないので、少しずつ啓蒙していこうと思う

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