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BUZZY ROOTS Izumiの超個人的2020年活動報告書と御礼

こんばんは。韓国インディーズ音楽ライターのIzumiです。

2020年、物理的にも気持ち的にもすっかりこもってしまった一年でした。

振り返ってみると、何にもしていない…ようで…あれ…色々あったじゃないか、とふと思い立ったのです。

公私共にわちゃわちゃとしていた1年。来年は心機一転し積極的に幅広く取り組みたい!!!ならば今年をかえりみよう!!!

というわけで私の今年の活動を振り返ります。トピックごとにエピソードや感想をだらだら語ります。

超個人的なこと、BUZZYROOTSでの活動、新たに挑戦したことなどなど…

年賀状代わりにここに報告とお礼をさせていただきます。


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1. 地元出ました。

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寝るトイレお風呂以外はほぼ他人(親時々妹)任せの生活をすること早20数年…遠距離通勤についに限界を感じ、満を時してお勤め先に近い地域へと引っ越しすることに。

(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎つまりは、インディペンデント!!!!!!(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

以前知人に言われた「一人暮らしに慣れてくると、会社での発言力がぐんと上がる」という言葉に取り憑かれ(今も)始めた一人暮らし。洗濯機のONを押すまでに半日かかった時は恥ずかし過ぎて飛び降りたくなりました。←

ほぼ一年がかりで一人で衣食住がこなせるようになり小慣れてきた現在ですが、会社では何も喋らないおとなしい子とみんなに思われているようです…ハハハ

ちなみに今年たくさん聴いたのは松井文さんの「のろし」です。染みます染みます。

自分の誕生日前に調子に乗って購入したION Superior LPにBluetoothで繋いで聴いておりました。ちなみにこの子何でも出来るのでとっても良い買い物でした。


2. ラジオに出る。

2020年大きかったニュースがこちら。

ライターなのに文章力はとっても自信がないのと(笑)おしゃべりは結構好きなほうっていうのが最大限プラスになった出来事でした。

まずは、「BUZZY ROOTS」のポッドキャスト「BUZZYROOTS Voice Magazine」開設!

普段ニッチな韓国音楽を聴いている運営者2人で何で見つけているのかについて話しました。

来年以降はサイトと並行してこちらも盛り上げていきたいと思っております!!気合い!!!!!!!!

続いて、シンガーソングライター・マーライオンさんのポッドキャスト番組「マーライオンのにやにやRadio」出演!

マーライオンさんのカレー事件が面白すぎて、ひたすら笑ってます…

続いて、インターネットラジオ・Shibuya Cross FMの番組「Tokyo add9」に2度の出演!! (2/185/19放送回 ※リンクはアーカイブ)

韓国インディーズレーベル〈Bside〉×HMVさん共同企画で発売されたレコードの宣伝や、BUZZYおすすめバンド・UMTの紹介に加え、おうち時間に楽しんだ韓国文学やスキンケアグッズなーどなど、時間いっぱいに韓国コンテンツの魅力をお話させていただきました。

番組の新コーナーにも参加させていただき、ジャパグリ作りました(笑)

そして、インターネットラジオ・FM Odawaraの番組 「象の小規模なラジオ」ぼっち出演!

いろんなことがトントンと進んで決まった出演…(笑)緊張するどころかとっても楽しい時間でした!!!

ひたすらに推し曲と韓国音楽の魅力について好きなだけ喋って(私が)高揚する回でした。すみません。とにかく韓国音楽愛に溢れまくった私でした。

◎番組で流れた曲はこちら。

(象ラジさんセレクト)M1. 忘れないように / マーライオン
M2. Wi Ing Wi Ing / HYUKOH 
M3. Ticket to the Moon / THE SOLUTIONS 
M4. PIZZA / OOHYO 
M5. Tiger is Coming / LEENALCHI 
M6. Jaguar / 2 Day Old Sneakers 
M7. wwwe / Yoon Jiyoung
(象ラジさんセレクト)M8. The World Is Like a Handkerchief / Autumn Vacation 

今度は違った切り口で新たなアーティストを紹介出来たらいいなと思っています。次に紹介したいアーティストを今からせっせと練っております…


3. ZINEに寄稿&サンプリングの音素材になった。

Babera Records主催者の平野さんにお誘いいただき、このたびZINEに寄稿することが出来ました!

韓国音楽との出会い、その後ライターになり「BUZZYROOTS」を始めるまで、その経緯やどうしてその魅力に虜になってしまったのか、自伝的になってます。

noteに同様の内容を掲載しておりますのでこちらも併せて。


そしてさらに!同レーベルより声で参加した楽曲がリリースされました。うふふ。

1曲目「sandbee」にて、韓国のシンガーソングライター・KwonTreeの「Love In Campus」の歌詞をBUZZYライター2人がそれぞれ日・韓語で朗読しました、その音声がサンプリングされています。

ミュージシャンじゃない私がbandcampに…と興奮しました。二度とない貴重な経験に感謝です。


4. インドネシアのミュージシャン、Tokyo Sounds出演。

SpinCoasterの動画コンテンツ「Tokyo Sounds」にインドネシアの"Stars and Rabbit"が出演、こちらに色々と関わらせていただきましたー!!!

撮影当日はありがたいことに立ち会うことが出来たのですが、ちょっと目が潤みました…というのも、このコンテンツに韓国はじめアジア圏のアーティストがもっとたくさん出演してくれたらなぁと、いち視聴者としてわがままなことを前々から思っており、わずかではありますがそれが叶った瞬間だったからなのです…照れ

「アジアのポップスを聴き倒す会」のアジア音楽ラバーたちからシェアされるおすすめアーティストたちを聴きながら「こういう人があのオサレなレコードバーでカッコ良くパフォーマンスしてくれたら…」と妄想していた中、運が良かったのかそんな妄想が現実になり本当にびっくりです。

また、来日前にインタビューの監修を少しだけさせてもらえたのですが、原稿を読んでいてボーカル・Eldaの人柄に惚れました。彼女ならではのウィットに富んだ答えというものが心にグッと刺さりました。

実際にお会いした時は声を失ったアリエルみたいにバタバタ、インドネシア語はもちろん英語も喋れない私は全力ボディーランゲージでした。(すごい・かっこいいです!・好きっす!・応援してます!みたいな感じ)それでも気持ちは伝わり、彼女が何度もハグしてくれたのが思い出です。

ちなみに同曲「Naked King」の歌詞は、有名な『裸の王様』の物語を引用しています。その歌詞(物語)を聴いていると、世界的に混沌としていた2020年にこの曲がしっくりと来る感じで、いろんな意味で魅了されます。

最高の作品となったこの動画、今後もたくさんの人に届くことを願ってます。


5. 中国のミュージシャンのインタビュー記事リリース。

広州のオールド・スクール文化のエースとして活躍する新世代バンド・PowerMilk(包话妙)。今年2月にフェス出演のため来日予定でしたが、コロナウイルスの影響により現地よりオンラインでの出演となりました。

出演前に公開されたインタビュー記事、公開後は予想以上の反応にガッツポーズでした…!!

こちらの公開までの諸々お手伝いをさせていただきました。お声がけいただき本当に感謝です。

結局直接の対面は叶わずでしたが、その後も色々と彼らと関わる機会がありました。

Fontana Folleのレコ発にオンラインでPowerMilkが出演。オンラインだからこそのグローバルな面白いライブでした。

その後も彼らとの企画が少しずつ進んでいますがとてもウキウキワクワクです。直接会いたいなぁ。コロナ憎い。


6. 動画のディレクションを初めて担当。

やぁー!これはとっても大変で楽しい取り組みでした!

プロモーション班として諸々関わらせていただいている、Fontana Folleの新規プロジェクトとして立ち上げたHome Sessionシリーズのディレクションをしました!

映像制作未経験ですが、本当に世の中の動画を見様見真似で(笑)制作を進行していきなんとか完成しました。もちろん私一人で作ったものではなく、このプロジェクトメンバーみんなで試行錯誤しながら作り上げていったものです。

動画公開後はSEOも毎週覗いていたのですが、良い反応で結果を見るたびにとってもやりがいを感じていました。と同時に見直す点というのも分かってきたので来年以降も趣向を凝らしFontanaのサブコンテンツ目指そうー!という意気込みです。

ぜひ見てみてください!個人的に「Like a Star」が好きです。


6. 今年出たインタビュー記事たち&昨年の記事が検索上位に。

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今年も様々なアーティストにインタビューさせていただきました。本当にありがとうございました。

まずは2月の"Big Romantic Jazz Festival"に出演したMKS。ドラマーのJeon-ho KangとキーボードのMi-kyeong Kimから成るフュージョンジャズ・バンド。ちなみにMKSとは”Make Killin’ Sound”の略称。「韓国ジャズ界の未来」と呼ばれる注目株です。

ライブも見させていただき、畳み掛けてくる変拍子や圧倒的ピアノのテクニック、それらを包み込むグルーヴ感に言葉が出なかったです。本当にKILLでした。

そしてなんと当日はアテンドも担当しました。初めましてだったのにすぐに打ち解け、楽屋も賑やかな雰囲気でした!ふとメンバーから「私たちってもう友達じゃない?」と言われた時は内気の私にグッと来ました。(笑)

続いて、シンガーソングライターのKwonTree。音楽活動を行う傍らなんと普段は小学校の先生という異色のアーティストです。

昨年、空中キャンプ主催のツアーで知り合ったことをきっかけに今回のインタビューが実現しました。

実際にお会いしてみると、とても温厚な方で、とても純朴という印象だったのですが、大学時代はメタル音楽のカバーバンドをしていたという想像もつかない異色の経歴を持っていることがインタビューで発覚!(笑)

今回の日本ツアーは大きなチャレンジだったそうで、こういった新たなことに前向きに楽しんでいく姿勢…というのが最大の魅力と感じています。

続いては〈Bside〉とHMVの共同企画「K-Indies Series 」。第2弾と第3弾でリリースされたアーティストから、OurRSummerSoulのインタビューを担当致しました。バイナルカットされた曲の制作秘話などについて伺っています。

創作のインスピレーションの話がとても興味深く、また共感する話でした。

猫の威嚇の声から、偏見や差別に対して防御する人間の姿を描いたというOurRのA面「haaAakkKKK!!! 」。また、A.I.やロボットが人間から感じる差別と社会的マイノリティーの感情には違いがないと思ったことから制作が始まったSummer SoulのB面「What If I Fall In Love With A.I.」あたりはすごく興味深かったです。

どちらも読み応えには自信があります。ぜひ読んでみてください!!!

そして、最後はドラマ『偶然見つけたハル』のドラマOSTで話題になった新星バンド・GOTCHA!です。日本の音楽をこよなく愛する彼らの楽曲からはその影響が強く感じられます。

楽曲からMV制作まで、全員がプロデューサーとなって作り上げるのですが、インタビューを通してその行程を楽しんでいる感じがとても伝わってきました♪

GOTCHA!の楽曲と合わせて、メンバーセレクトのプレイリストもぜひチェックしてみてください。

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そして、昨年の記事となりますが、韓国のLo-fi、Chill R&Bをセレクトし、SNSやストリーミングを通して発信しているキュレーションメディア・Kozypopの代表者・A Juneさんへのインタビュー記事がGoogle検索で一位になりました!

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本当に嬉しいです。今年はステイホームの影響なのか、SNSを見ているとKozypopに出会う方々が増加しているようで、インタビューを通してより関心を持っていただけることがいちファンとしてとっても嬉しく思っています。

引き続き、Kozypopの魅力を日本に広めていけるよう、BUZZYROOTSとして色々と展開していきたいなと思っております。


7. バーチャルリリースパーティー出演。

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「K-Indies Series Vol.2」リリースを記念し開催された”バーチャルリリースパーティー”に出演しました!

ポスターではDJと書かれていますが、私はしゃべる方のDJです(笑)

そしてなんと当日は、チャンギハと顔たちの長谷川陽平さんも出演され、とっても豪華なイベントとなりました。実際にお会いできてとっても感激でした。緊張した…

今まで海外アーティストのPRって来日以外に考えられなくない?と甘っちょれた考えしか無かったのですが、来日という方法以外にもオンラインを通して知ってもらえる工夫は如何様にでも出来そうと気づき、新鮮な気持ちに。

新たな可能性に気付かされた日でした。


8. K-Indies Chart 日本版の配信開始。

韓国最大手ディストリビューション会社のMirrorBall MusicがCDやレコードの売り上げ数を元に配信している「K-INDIE CHART」の公式ライセンスを〈Bside〉が締結、そしてチャートの要約記事をBUZZYで執筆させていただくことになりました。月に2回更新しております。

ライター以前からチェックしていたこのチャートに関われることになるとは、過去に渡って数年前の私に自慢してやりたいな!えへん!

配信とは違うフィジカルのチャートだからこそ、流行に囚われない、本当に良い音楽やアーティストが一目で分かるのがこのチャートの最大の魅力だと思います。韓国インディーズシーンを知りたい方には是非ともチェックしていただきたいです。


9. タイ音楽に引き込まれる。

BUZZY内の企画記事として、タイ音楽及びシーンに詳しいタイ音楽探検家・山麓園太郎さんとリモートで座談会を行いました。

今年の2月に山麓さんがスピーカーとして出演されたイベントに参加し、タイ音楽シーンに興味が沸いたことをきっかけに実現しました。

近年タイと韓国のアーティストコラボが盛んになる中、両シーンについて話しあいました。

韓国音楽大好きなLUSS、すっかりハマっております。以前〈BRANDNEW MUSIC〉とコラボした〈Wayfer Records〉所属とのことで、更なる両レーベルのプロジェクトに期待を膨らませております…♡

ライターという立場からタイと韓国のコラボを仕掛けられたら最高だよね、なんてお話も出たので俄然やる気が沸いてきました。近い将来で果たしたいですね…!


10. お勤め先にさよなら。

最後は明るくない話ですが、パラレルワーカーの私、2年近く勤めた会社(本業)を退職しました〜(泣)

体調不良で勤務が難しくなったためです。始めは体の不調から徐々に精神面にもダメージが出てきてしまい、そこでやっと無理しすぎていたことに気づきました…社会人になって自分でブレーキをかけられず、ただただ情けないです…

本当にもっと早く気付いていれば…と後悔ばかりですが、そんなことも言ってられないほどやってみたいことはぐるぐる考えているので、明るい方向へ風向き変えていこうとしている真っ最中です。

とはいえ、お仕事ない日々はとても良いですね…なんでもできる…


11. 最後に。

ライターとして、BUZZYROOTS運営者としてまだまだ新米で未熟の私ですが、今年は日韓の音楽関係者の方から色々と頼ってもらうことが多くて本当にありがたい一年でした。

来年も韓国インディーズシーンを積極的に発信していきます。

そして韓国を通してアジアの音楽シーンとコネクトしていくことも夢なので、ゆっくりと展開していけたらなぁというのが抱負です。

ということでだらだらとした今年の振り返りをここらで締めます!

2020年お世話になった皆様、本当にありがとうございました!

良いお年をお迎えください!



BUZZY ROOTS IZUMI

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2020年以前の活動経歴についてはこちらから!