Atari2600:TAC-SCAN
ゲームタイトル：TAC-SCAN
販売：SEGA
種別：シューティングゲーム
発売年：1983年
カートリッジID：01-001
1.ゲーム概要
本ゲームはセガより1983年にリリースされたAtari2600用シューティングゲームである。内容は、1982年より稼働していた同社製のアーケードゲームタイトルの移植となる。
タイトルではプレイヤーが操縦する戦闘機編隊が表示される。ずっと電話の着信音のような音が流れるが、これは一体・・・・。本タイトルはジョイスティックとパドルコントローラーの両方に対応している。元のアーケード版がパドルコントローラーであったため、セガ的にはそちらを推奨しているようだ。ただ、専用コントローラーがなくても遊べる配慮は良い。
ゲームをスタートさせると、いきなり敵との戦闘に突入する。本タイトルは5機の編隊で敵を撃滅するという目的で進行する。この編隊の5機はそのままプレイヤーの残機数となる。ジョイスティックの左右、もしくはパドルの左右で編隊の進行方向を変更する。射撃は当然ボタンを押すことで行う。
通常の敵に混ざって、たまに光る敵が出現するが、この敵を破壊すると通常より高いスコアが加算される。
ステージクリア時点で10機以上の敵機を破壊した場合、味方の戦闘機をサルベージしてドッキングすることが可能。要するに1アップ。ちなみに、ドッキングするにはドッキング位置への誘導が必要であり、失敗すると1アップできない。
ステージは全4面で構成されており、4面クリアすると以降は1面からループする。当然ステージ、ループが進行すると難易度は上昇する。
編隊をすべて破壊されてしまうとゲームオーバー。ポケモンフラッシュが発生してゲーム終了。
2.総評
★★★☆☆
元がベクタースキャンの迫力のあるシューティングゲームであっただけに、迫力不足感は否めないが、ゲーム性はそれなりのレベルで移植されている。ただ、1983年時点でAtari2600にはすでに様々なシューティングゲームがリリースされているので、若干凡庸なゲームにも感じてしまう。元のアーケード版ではTPS的な面も用意されていたので、それも別モードで用意されているともっと楽しめたかもしれない・・・・。
以下プレイ動画
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