機械式時計との向き合い方
機械式時計って、ズレるのね!
長年、電波時計を愛用していました。
かれこれ、20年、CASIO様、10万円代で20年壊れない電波時計造って、
どうやって儲けているんですかーーーーーー!!!
長年、大変にお世話になりました。
(いや、まだ動いているので使っていますけどね。)
唯一壊れた部分といえば、1度チタンのバンドが切れちゃったくらい。
だから、「腕時計の時間がズレる」なんて経験、無かった。
前の記事で書きましたが、清水の舞台から3回飛び降りるくらいの覚悟でお高い一本の腕時計(手巻きの機械式)を身に着けてみて、
前の記事はこちら↓↓↓
「機械式って、ちょこっとズレる!」
「カレンダー、自分で端数の月ずらさないといけない!」
なにこれ、
なーにーこーれー、
超カワイイじゃんかよ!!!!!!!
お前、こんなにお高いのに、電波受信して自分で時間調整とかできないんかよ!
コノコノーーー!
できないのね?
しょうがないやつだなー。
カワイイわ。
ほんまにカワイイわ。
大気圏の向こうから届く電波を受け取って、正確な時間を刻むのは、凄い技術。これ、超便利!
いまじゃ、道に迷っても、グーグルさんがGPS使って道案内してくれる。
そんな時代に、
ゼンマイの動力で時を刻み続ける。
健気だ。
なんて健気なんだ。
今日も「シャシャシャ」という微かなハイビートを刻んでる。
動力は、人間が巻いてあげないとだめなのね。
なんか人間みたい。
人間も、
心のゼンマイを日々巻いておかないと、動けなくなる。
しかも、ゼンマイも心も、「巻きすぎ注意!」なのね。
巻けば巻くほど良いなんてことじゃなくて、目いっぱい巻いたら、あとは緩ませることで、動力を生み出す。
そして、緩みすぎて止まらないように、また、巻きなおす。
人の心って、どんなに心掛けていても、気付かないうちに何かに流され、ズレていく。
気持ちが少し前のめりになること
逆に、
気持ちがやや後ろ向きになること
あるある。
頑張ってるのに空転。
やらないといけないことがいっぱいなのに、気持ちが追いつかない。
そして、心のゼンマイが切れてしまうと、止まってしまう。
心も時々、調子を整えてあげないと、ズレ続けるよ
6/30の次は7/1なので、ポルトギーゼの日付を1日進める。
ついでに、数カ月のうちにちょっぴり進んだ時間を合わせるために、調整する。
自身の心の秒針、分針を、合わせることを、怠ってはいけない。
時計が狂うと、その狂った時計に合わせて行動すれば、電車や飛行機に乗り遅れたりして、予定が狂う。
心がズレると、思考や行動が、ズレてしまう。
心が狂うと、思考や行動が、狂ってしまう。
だから、大きく狂ってしまう前に、
日々、心を整えていけたら、
人生の軌道を大きく踏み外すことなく、生きられるんじゃないかと。
機械式時計さん、
磁気にやられて、大きく狂う時があるんだそう。
(取扱説明書に注意事項としてそう書いてあった。)
人の心も、磁気のように見えない何かに、大きく揺さぶられることがある。
ストレス、毀誉褒貶、喜怒哀楽、周りの環境に、左右されてしまう。
そんな時こそ、心のゼンマイを引き締め、心を落ち着かせ、
俺の心はいま、前のめり過ぎないか?後ろ向きじゃないか?
見つめ直すことが、大切なのかなと思う。
大切なことは、
「何に自分の心を合わせるのか」
私は日々、自身の心に向き合いながら、生きていく。