ECでCVRアップのために取り組んでいるABテストの事例を紹介します
こんにちは!
HushTug広報担当の曲師( @mage_kiichi)です。
今回は、マーケティング担当の大石さんにECのCVRアップのために取り組んでいるABテストについてインタビューしました。
それでは、インタビュースタート!!
検証した内容を教えてください
ここ最近で検証した内容は
①記事LPの返品交換訴求
②人気の商品に数量限定というテキスト
③決済の導線テスト
の3つがあげられます。
詳しく紹介していきますね。
①記事LPの返品交換訴求
広告で運用している記事LPの中で「HushTugはお届け後30日間は返品交換が無料だよ」という内容を伝えている部分があるのですが、これまでは文章でその事実を伝えるだけでした。
・その部分の視認性を上げることで、更に返品交換無料を認識してもらいCVRアップに繋がるのでは?
・実際に返品交換の簡単な方法を見て心理的な障壁を下げられるのでは?
という2点から返品交換の方法を動画化し、記事LPの該当部分に設置し自動再生しました。
検証結果
実際に視認性が上がり、心理的な障壁を下げることもできたのか、元のパターンと比較して70%ほど購入数がアップしました。
②人気の商品に数量限定というテキスト
HushTugの新しい人気商品であるサコッシュ。現在は予約での注文ですが、以前と変わらず多くのご注文をいただいています。
他の商品と比較して女性の購入者が多いという特徴もあり、単価が比較的低いということからも夫婦や恋人同士のセット買いを促すこともできるのでは?という声が上がりました。
とはいえHushTugの場合基本的には値引きの訴求はしておらず、値引きによるセット買いを促すことはしませんでした。
そこで「人気商品につきおひとり様2つまで」のようなテキストを追加するという意見が出たため実装してみました。
検証結果
数量限定のテキストを設置したパターンは設置していないパターンよりCVRが0.3%低いという結果が出ました。
元々複数購入が多いわけではなかったため、たった1行のテキストでそれほど差が出るとは考えておらず、予想外の結果でした。
単純にそれ自体が原因では無いかもしれませんが、カート付近はその他にも返品交換やお届けに関することなど要素が多い部分ではあるため、数量限定であるという一定数の人には不要な情報が増えたことがマイナスに働いたのかもしれません。
③決済の導線テスト
弊社が使用しているShopifyは通常
「商品ページ閲覧→カートに追加→チェックアウト(配送やお支払い情報の記入など3ページほど)→購入」
という導線です。
比較的画面遷移が多く、決済導線を外部ツールなどを駆使して変えることでCVRのアップに繋がるのではないか?ということで導線の違うサービス2種を同時に導入し、通常とShopifyの決済と比較してみました。(外部サービスですがShopifyの規約に即しておりShopifyでの購入になる形です)
結果
現在もまだテスト中のため便宜上試したサービス2種をAとBとしますが、現段階ではShopifyのデフォルトの決済方法よりもAの方が0.1%程度CVRが改善しました。
Aは画面遷移をほとんど行わない状態で購入が可能なため、やはりページ遷移が障壁になり得るのは間違いなさそうです。
とはいえこのテストはLPにのみ実装しているため若干セッションが少なく、3種の比較の後に信頼性の高い数値が得られたという段階で正式に今後も継続するか判断する予定のため、今後もテストを続けていきます。
まとめ
今回はマーケティング担当の大石さんにインタビューしました。
引き続き、うまくいったことや失敗したことなどを赤裸々にnoteで共有できればと思います!
〜 おまけ 〜
私たちがD2Cブランドを立ち上げて2年8ヶ月でやったことをnoteに全てまとめました。内容は以下の2記事で構成されているので興味ある方は読んでみてください。
・D2Cブランドを立ち上げたい方向け
HushTugではブランドを立ち上げてから月商840万円までを超えるまでにやった全記録を無料公開しています。(約9万文字)
これからD2Cブランドを立ち上げたい方、0から1を作るのにつまずいてい
る方はぜひ読んでみてください!
・広告運用者、Webマーケティング担当者向け
下の記事では約32ヶ月で月商3,000万円を超えるまでにやってきたことをまとめてます。(約15万文字)
こちらは主に売上げの伸ばし方を紹介しており、広告運用などマーケティング手法について事例を出しながら詳しく説明しています。
マーケティング担当の方はぜひ読んでみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
HushTug 曲師