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ヤバい書物・文献にまつわる話

1 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/12 22:17

夢野久作「ドグラマグラ」
これを読んだ人は一度は精神に異常をきたすといわれるほど。
著者はこれを出版した翌年に脳溢血で死亡。
ほかにもこんな本ある?

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18 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/12 22:42

「エクスカリバー」
SF作家にして、破壊的カルトの教祖としても悪名高いロン・ハバードの小説。
読んだ者、4人中4人全員が発狂。
ために、未だに活字になってない。
・・・そうな。


23 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/12 22:49

>>18
検索したらいろんなヤバイものがひっかかりました


32 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/12 23:07

>>23
ロン・ハバードは、本当にやばい。
いかれた教祖様だから。

「エクスカリバー」は、聞くところによると、裏の世界で、原稿のコピーが高額でと理非腐れてる・・・。
って噂があったかと思うと(ソースは、荒俣の「世界神秘学辞典」絶版だけど)
「存在自体がまゆつば」の噂も(ソースは、昔みた掲示板)


20 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/12 22:44

「ハザード事典」
インク中に砒素を混ぜて印刷。
読んだ者、全ページを読み終える直前に悶え苦しんで死ぬ。
・・・そうな。


25 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/12 22:54

>20
素朴な疑問
印刷した人と、製本した人はどうなったんだ?


30 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/12 23:03

>>25
「ハザール辞典」のことと思われ。
日本語訳が東京創元社から出てる。
このエピソードは、「はったり」です。
何でも、初版本の1冊だけが、毒入りインクで刷ったとか。


47 名前: なかにし霊 ◆DDy0lMJA 投稿日: 02/06/12 23:56

ヴォイニッチ。言うまでもなし。

エルンストの「百頭女」

竹内巨麿「神代の万国史」

「多重人格はこうして作られる」徳間書店

最後の「多重人格」は、
精神障害者の思考がダイレクトにのり移ってくるような禍々しい迫力があって捨て難い。
刊行されて日が浅い故、現在のところ単なるトンデモ本の位置にあるものの、いずれ必ずや奇書の風格を帯びると確信する。


55 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/13 00:25

講談社ブルーバックス「もうひとつの宇宙」
一般向けの科学書だが、恐ろしいことばかり書いてある。読んで一週間くらいはまともにものを考えられなかった。

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213 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/20 14:11

「薔薇の名前」に出てくる事件の原因となった奇書って実在するんですか?


216 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/20 20:56

>>213
アリストテレス「詩学」の第二部ね。
失われていますが、多くの歴史学者達は、かつては存在しただろうというのが定説ですね。
第一部は悲劇について解説されています。
そして、一部の写本には、「それでは次に喜劇について述べてみよう」という言葉が入ってるものがあります。
このことから、この失われた第二部は喜劇について解説されたものと思われます。


219 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/21 01:03

怪談の歴史とか調べたいんだけどさ、レポートとかの関係で
まあ、レポートって訳じゃないんだけど…
何か(・∀・)イイ!書物とかサイトとかないかな?
何かスレチガイなんだけど…


222 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/21 07:53

>>219
「百物語の百怪」東雅夫 角川
百物語や江戸の怪談本の歴史に詳しいよ。

あと、国書刊行会の「江戸怪異奇想文芸大系」が凄い。
文字通り、「奇書の集成」。古文と漢文が、ある程度読めないと苦しいけど。
でも、「解説」部分だけでも、かなり参考になるはず。
今のところ3巻まで出てる。ただし、高価なので、図書館あたることを薦める。

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※5巻まで発刊されてるようです(ブランカ)


261 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/23 03:27

子供向けの本とかはどうでしょう?
いわくつきのものでなくても、「どういう意図のもとに書かれたのだ、コレハ?」
という本がけこうあったりしました。


263 名前: 飼い殺しFamily ◆SFCvvv4M 投稿日: 02/06/23 03:48

>>261
かこさとしのあかいめくろいめちゃいろのめ(間違ってるかも)
って本が気持ち悪かった。

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272 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/06/24 18:50

奇書というか怪書というか不思議な書物といえば

『象形寓意図の書』(ニコラ・フラメル著)はどう?

14世紀パリの一介の製本屋だったニコラ・フラメルが偶然手にいれた幻の”錬金術の秘伝書”。
その謎を解きあかし、黄金や賢者の石の精製に成功したという記録および製法が書き記されてある。
しかし製法と言ってもその書物の中にある、錬金術にまつわる奇妙な絵や図に対する直接的な説明はしていない。ただヒントというか遠回しな解説で書き記されてあって、むやみに一般の人が解読出来ないようになっている。

「ハリー・ポッター」にも”賢者の石”を創った人として名前が出てたけど、実際その賢者の石で不老不死になったニコラ・フラメル(およびその家族)は数百年インドで暮らしたとか、何世紀もあと、ひょっこりパリにオペラ見物に現れたとかいろいろ伝説を残しているらしい。
でも実際のところこのフラメルという人物自体、もともと誰かの創作で、この『象形寓意図の書』も"偽書"ではないかとの見方がだいぶ強いみたい。
でもこの文献に描かれた絵図などはアンドレ・ブルトンが「シュールレアリスム絵画そのもの」と絶賛してるように、文献的価値は下がるものでもないようだけど。

”賢者の石”...。オカルト信者としては信じたい(笑)

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