TOPIK(韓国語能力試験)初級を初受験した話
受験した理由
復職する際に、「仕事以外にも楽しみを持つ=仕事と適度な距離をとる」を目標に掲げました。
脱・仕事一筋!作戦①
『TOPIK受験を目指そう』
「合格」ではなく、「受験を目指して勉強する」のが目的です。
「合格」を目的にすると、自分にプレッシャーをかけてしまうし、それがやる気減退に繋がる可能性があるからです。
あくまで試験までの過程を楽しもう、勉強を継続しよう、です。
TOPIKは年3回実施されます。(4、7、10月)
春に受験を検討した時に、半年後の10月をターゲットにしました。
以前なら、短期集中で7月受験を目指していたと思います。
でも今は、なるべく負荷をかけない、スモールステップを心がけているので、無理はしません。
といいつつ、あっという間に10月の試験の申込時期(7月)はやってきました。
勉強方法
スモールステップといいつつも、最短最適な方法を選びたい私。
参考書を何冊もやるよりは、一冊をやり込むタイプ
そして、現状のレベルは、
・ハングル文字は大体読める
・NHKのハングルナビを見始めて約1年、初歩的な文法は一周した
・ハングルナビのテキスト数冊を2周くらいしてる
時間も限られているので、改めて文法を一からやるよりは、模擬試験をやりながら、必要な文法をおさらいする作戦にしました。
選んだテキストはこちら
①韓国語能力試験TOPIK I 総合対策[第3版]
イム・ジョンデ著
解説もしっかりしていると思って選びました。
練習問題と模擬試験4回分が収録されています。
②韓国語能力試験 TOPIK1・2級 初級単語800
河仁南・南嘉英
7月から①を解きはじめたところ、全然歯が立たず。
まず単語を一つ一つ調べないといけないレベルで、なかなか進まない。
単語を覚えないと始まらない!と、②を追加することにしました。
1級合格の目安である400語をまず目指しました。
準備状況
単語帳は毎日コツコツやっていましたが、本腰を入れ始めたのは9月になってから。
家では集中できない、と図書館で勉強することにしました。
試験まで、週末に計4回図書館は利用しました。
当日までに解いた模擬試験は3回分、覚えた単語は結局250強くらい。
7月当初は、まだ受験は早かったかなと思いましたが、10月にはなんとか仕上がりました。
模擬試験の点数は、1級合格の80点を上回る110点台を出せたのです。
単語と接続詞を身につけてから、飛躍的に問題が解けるようになりました。
やっぱり、地道にコツコツやること、楽しんでやることがら大切です。
自分にプレッシャーをかけなかったことで、最後まで義務感を感じずに、前向きに勉強に取り組めました。
「試験勉強を通して韓国語を覚えよう!試験に合格したらなお良し」
くらいのスタンスが返って良かったです。
試験本番
試験会場には、集合時間の30分前に着きました。
まだ会場準備をしていて、教室には入れず、廊下のベンチに座って待っていました。
このあたりが、日本の試験と違ってゆるいな〜と思いました。
(日本がきっちりし過ぎてるのかも)
TOPIK受験で一番驚いたのが、サインペンでマークすること!
会場で配られるので、修正テープのみ持参になっています。
このあたりの文化の違いも含めていい経験でした。
いざ試験が始まると、リスニングが模擬試験の0.75倍速ぐらいだし、試験内容も若干易しく感じました。
こんなに緊張しない試験も初めてでした。
手応えはありますので、結果が楽しみです。