#79 ディスタンクシオン――社会的判断力批判〈普及版〉 1,2
はじめての社会学の本という触れ込みが大きく、ブルデューはそのために担ぎ出された印象。(デュルケームではダメだったのかな?)
ブルデューからは社会学への愛は感じられ、真摯な姿勢は評価できるが、なんとなくブルデューのある種の専門外の頼りなさを感じた。(ブルデュー氏が謙虚なだけかもしれないが)
確かに社会学は私が学生のときから、1番簡単な学問というような偏見があったように思う。しかし、私自身は社会学に希望を持っているので、その専門である方々にはもっと自信を持っていてほしいと思ってしまった。