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【政治】関西への叫び&【書評】資本主義バンザイ本を批判する【まとも書房】【マルクス・ガブリエル】【成田悠輔】
社会を変えるのは倫理資本主義じゃなくて『14歳からのアンチワーク哲学』だからね。
【書評】資本主義バンザイ本を批判する YouTubeより文字起こし
古田更一「上原要、久保一真、ホリィセン、革命のとき。闘争せよ。真剣に左翼やれ。堀川夜鳥を救え」
関西への叫び YouTubeより文字起こし
久保一真「今日、本の感想、レビューをやろうと思ってます。ノリですね。みんなっていうか、ぱくもとくんが本の書評をやっているの需要があるかなって、試しでやりたくて。
ほんま、今日、マルクス・ガブリエルの倫理資本主義の時代を語りたくて、結論だけ言うと、クソな本。
で、ボロクソに言うだけの動画を撮ろうと思う。
これを補強できる本があって、それが資本主義が人類最高の発明であるです。資本主義バンザイ。
倫理資本主義の時代も結局のところ、資本主義を肯定してしまっている。
この二つは言っていることは近くて、資本主義が覆い尽くしていると。
で、問題が起きているから、共産主義しようぜって言うんだけど、そうじゃあないぞと。
もっと純粋な資本主義のシステムで資本主義を全否定しちゃあだめよっていう。してます。
この2人に共通しているのは、資本主義は自由な競争をしていると。
国家と癒着したり援護主義だったり、市場によって株価が上下するっていう。そういうメカニズム、ゾンビみたいに生きながらえさせたりとか。
既得権益が参入してきたりとかね。そのね、金持ちの親戚とかがね、ふんぞりかえってっていう、それは資本主義そのものではないと。
だから、ちゃんと資本主義をちゃんとやれば社会はよくなりまっせっていう。こっち(資本主義は発明である)は楽観的。
一方で倫理資本主義の時代は国家とかもそのルールを作ったり規制したりとかスタンスとしては一緒。格差が開くっていうのを左翼っぽい人は批判するけども、まあまあこっち、倫理資本主義を軸に話したい。
マルクス・ガブリエルは倫理資本主義によって社会を変えてゆこうと。
ようするに、お金儲けっていうのは道徳的に優れていること、何か社会に貢献しているっていう価値観。
ここ、疑問で、すでにそうなのか、これからなのかっていう。
で、マルクス・ガブリエルはどっちなのっていう。ここから疑問。
うん。で、なんだろうな、自由だよ~って昔の封建制よりいいとこあるよね~っていう。
で、結局…、不具合って出ているよね、どうやって金持ちの問題をクリアするか書かれているが、ひどいっすんよ。
倫理部門を企業の中に作れと。トレーニングを受けた哲学者を雇用せよと。
この本の主たる主張はこれ。
一番の主張は企業に倫理部門を作ってやれと。
はぁじゃあないですか?ナニ言ってんねんっていう。
アリバイ作りのコンプラ部門じゃあないですか。
この人、哲学者だから抜け目なくて、コンプラじゃあないように指導しようとしていて、アリバイ作りと違うんですよって言うんだけど、無理じゃんっていう話なんすよね。彼は道徳的な事実を追求せよって言うんだけど、そんなことできるんかっていう話でしょう。
まあ哲学者なんで、研究者になりたがるわけで、で、うだつの上がらない博士の人たちが企業に流れちゃうわけでしょう。で、企業のグローバルは税医金を払わないわけで、そっちへ極貧の哲学者が流れてきて、税金を払いなさい道徳だよと言うのかっていう話ですよ。
哲学者もゴマをするわけよ。
ありがとうございます。税金をとられるよりは、社会貢献になるのかっていう。
これがコンプラ、企業に都合が良い機関ですよね、アピールするっていう。
ブルジョット・ジョブ、クソどうでもいい仕事を創造しているし、そんな人はめんどくさいっていう話になるでしょう。
とある読書会で読んだのですよ、ボロクソに言ったのですよ。
とある人からこんな反論があった。
とはいえ、今の時代に倫理資本主義っていう価値観を出すのは良いのではっていう。
でも、それは新しくはないでしょう。
いいことして金を稼ごうよってみんな大半そう思っている。
渋沢栄吉の本や昔の本でもそういうことが書かれているでしょう。
別に新しいことを言っているわけではないわけですよ。
資本主義に対するカウンター以上の意味はなくて、左翼が資本主義を批判するときに悪いことのように言うから、そのカウンターの意味しかないわけで、で、これは哲学書かどうかはおいておいて、哲学者ではコイツはなんでもないしなにがロックやねんっていう。
これを読書会で話したときに人間はゴミなんだからという解釈だと思われちゃって、結局ね、もちろん5,6割は賛同していて、人間は倫理的で進化の中でお互いに協力することで強くなってきた、人間の良心をもっと前へ出してゆけるでしょうはアグリーなんですけども、だとするならば、哲学者みたいなやつが道徳的だよって言われないといけないのかっていう、話しになるし、なおかつ、人間が善良な生き物だとするならば、なぜこうなるかのっていう分析がなくて、その分析をしているのがこのアンチワーク哲学なんですよね。
ボクは誰の言う事も聴くな、欲望のままに生きろっていうスタンスの違いがある。
言うわ、なんで、資本主義の支配があるかと言うと、強制や支配があるっていう。だから、抑圧されているのだから、開放したほうがいいと。そのためにベーシック・インカムがあるよっていう。
アプローチの仕方が違う。
もうちょっと踏み込んでいる。
他の本を読んでもしょうもないことを言っている。で、実際にこの人、マルクス・ガブリエルは倫理部門みたいに入っていて、経営者のオッサンはこういうのが好き、資本主義のサイドにコイツはケツを振っていて、どこがロックスターなんやねんっていう、祭り上げられて、ようは、おまんま食わせてくださいボクらにっていうポジション・トークもはなはなしい。
どうぞ、どうぞ、倫理部門を作ってくださいっていう。
で、大企業の目線ばかりで、哲学部門を実際に作れるのか。
レトリックがこみいっていてね、その変、ずるいねっていう」