#大切にしている教え
「お前がつまんないのは、お前のせいだ」
これが私の #大切にしている教え です。
この言葉は、2008年公開の映画「アフタースクール」でのセリフ。
映画を観たのは公開よりもずいぶん経ってからだったけれど、観た時期がなんとも絶妙で、ずいぶん私の心に響いたのでした。
観ようと思ったきっかけは主演の大泉洋さん。
大好きで尊敬する彼が出演している作品をひたすら観て回っていた時です。
当時の私はあらゆるものを査定しては冷笑し、「つまらない」とか「ダサい」などと値踏みし、斜めに構えていました(今もすこし名残はあるけれど)。
ただ思い通りにいかない自分の自尊心を守るために、周りを否定していただけだったと、今思えばそれまでのことなのですが。
そんな自分に、この言葉は痛いほどに刺さり、そして刺さったまま抜けない言葉となりました。
物事をどう捉えるかは本当に本当に個人に任せられていると思います。
当時はそれがなんとも腑に落ちなかったんです。
自分がつまらないのを、他人のせいにしてしまっていました。
それが良くないこともわかっていながら、傷つくこと、自分を否定されるかも知れない恐怖に晒されることを避けていました。
この言葉に出会って、自分を認めること、自分次第で世界をいかようにでも変えられることを教えてもらいました。
周りがどう思うかじゃなくで、自分がよければそれでいいんだと思います。
周囲から否定されたり、仲間外れになることはまだ少し怖いけど、そればかり気にするつまらない自分でいる方がもっと怖い。
せっかくなら、少しでも昨日より胸を張って生きていたい。
これまで生きてきた自分を、今とこれからの自分が否定してしまわないように、この言葉をずっと大切に抱えていたいと思っています。