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第4回|全国公立中高一貫校 過去問集の使い方|中学受験作文の基礎知識



はじめに

こんにちは、ハリー・サポーターです。この『中学受験作文の基礎知識』は、全4回で、保護者・受験生が知っておくべき受験作文について、ご案内するものです。

中学受験作文の基礎知識|全4回|受験作文の出題趣旨|受験作文、実際の出題例|作文対策、塾で十分?|全国公立中高委一貫校過去問集の使い方

また、『中学受験作文の対策方法』というコンテンツのご用意もあります。ぜひ合わせてごらんくださいませ。

中学受験作文の対策方法|全5回|作文技術の磨き方(課題文理解・要約・答案構成)|答案の組み立て方(理由付け・体験・まとめ)|ChatGPTを活用しよう

今回は、全国公立中高一貫校 過去問集の使い方について、ご案内致します。それでは、内容に入っていきましょう。

前年度版と最新年度版を買う

中学受験で作文対策をするなら、『公立中高一貫校適性検査問題集 全国版』(みくに出版)を購入しましょう。

毎年、だいたい7月頃に、最新年度版が発売されています。それまでは前年度版で基礎固めをしておけば良いでしょう。そして、前年度版が終わったら、最新年度版に進みましょう。

前から順番に解くのはやめよう

この過去問集、前から順番に解いている人も多いようです。塾の先生などでも、そのように利用している人は少なくありません。ただ、効率よく作文対策に取り組みたい人は、掲載順に沿って解くのはやめましょう。

似たようなテーマをまとめて取り組むことで、テーマの理解が深まります。テーマや習熟度を考慮して、自分に適した順番で取り組んだ方が、習得効率が高いです。上手にピックアップして取り組むにしましょう。

対策の手順

まずは前年度版を使って、各課題文について、課題文理解と段落要約に取り組みます。

最初のうちは、口頭説明・段落要約以外、やらなくて良いです。あれこれやろうと欲張っても、習得効率が悪いです。段落要約がビシッと決まるようになってから、全文要約に進みましょう。

そして、全文要約に慣れたら答案構成に進み、答案構成に慣れたら、いよいよ最新年度版に進みます。そして、志望校向けの対策や弱点教科等、自分にあった対策を開始すると良いでしょう。

それではまた!

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