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静かな努力 -日向坂46・富田鈴花-
知恵者は静かに努力をする。
誰が見ているかは関係ない。自分のやるべきことを静かに考え、それをやり通す。その過程は人の目に映らないかもしれないけど、その結果は必ず心を打つ。
それを体現しているのが日向坂46の富田鈴花さんだ。高速道路好きが高じて首都高のCMに抜擢されると、今度はそのままスーパーフォーミュラの番組『サーキットで会いましょう』のMCに抜擢。
当初は手探りで始まった番組も回を重ねるごとにどんどん厚みを増し、現役レーサーやお偉いさんが笑顔でインタビューに応える番組へ変化していった。
何よりすごいのは彼女の努力だ。ブログにも度々上げているがとにかくリサーチを欠かさない。フィールドに出ればアイドルながらピットを駆け巡り、全身全霊でリポートに挑む。
そんな姿はいつしか業界の人たちの心を打ち、昨年には国家独唱を務め、今年に入ると『ABEMAモータースポーツアンバサダー』を任されるまでになった。
先日放送された『サーキットで会いましょう Season2』ではアイドルの大先輩であり、スーパーフォーミュラの主催団体、JRP(日本レースプロモーション)の会長・近藤真彦からも激励の言葉を掛けられ、(アイドルという立場上)まだまだ逆風ながらも、それさえも楽しんでリポートに取り組んでいる旨を口にした。
何より強く感じたのは、富田さんがレーサーたちの中にしっかり溶け込んでいるのだ。
さすがに近藤真彦相手では緊張を隠し切れていなかったが、若手レーサー相手には朗らかな表情でMCを努め、レーサーたちの軽快なトークを引き出した。
回を重ねる中でどんどん彼女の知名度が上がっていき、「ああこの子か」というのが知れ渡ってることがレーサーたちの表情からも伝わってくる。
過去に番組に出演したレーサーの話をきっかに話題が膨らんだりと、しっかりと経験も活かされている。全てが彼女がひたむきに取り組んできた結果なのだ。
何より、隠す気がないのかナチュラルなのか分からないが、レーサーたちに話を聞くときの彼女は自前のインタビューノートを抱えている。
格好つけたスタイルだとカンペも何もなくインタビューが進んでいくことも多いが、彼女はあえてリサーチしたり、準備してきたりしたものを武器にして、レーサーたちと同じ土俵にちゃんと立とうとしている。そんな姿は素直に好感で、素敵だと思った。
こんなことを書いておきながらなんなのだが、私はしばらく『サーキットで会いましょう』から離れていた。Abemaの番組ということもあり、最初の数回を見たら自然と離れていたのだ。
そんな中途半端なこの私でさえ、最新回で見せた彼女とレーサーたちの掛け合いは不思議な信頼感や安心感があり、私が離脱していた期間に何を積み重ねてきたのかを容易にイメージさせるものだった。
(離れておいてなんなのだが)本当に素敵な番組なので、ぜひ多くの人に見て欲しいと思う。何より前向きにひたむきに頑張る人を見るのはすごく気持ちが良い。
富田さんだからこそなせる業、それがこの番組には詰まっている。
私はそれに心を打たれたのだ。
■追記
ちなみにそんな富田さん、アイドル活動でも今が一つの過渡期を迎えており、自分たちのグループを盛り上げるため、ファンを楽しませるためにかなり頑張っている最中だ。
日向坂46には『オンラインミート&グリート』というオンラインでのトークイベントがあり、現在はそれの抽選受付真っ只中。
売上は富田さん個人の仕事の大小にも影響してくることもあるため、この機会に少し話してみたい、すーじー(富田さんの愛称)が頑張っている姿をもっと見てみたい、なんて人はぜひこのイベントに応募してみて欲しい。
オンライントーク会への応募は以下のリンクから可能。当選した場合のみ支払いをすればいいので、気軽に参加できるのも特徴だ。
普段の感謝や感動を伝えられるのもこのオンラインミート&グリートの良さ。この機会にぜひ参加してみては。