IRONMAN JAPAN みなみ北海道2024 コース攻略 SWIM3.8km
大会概要
2024年9月15日に9年ぶりの日本開催となるIRONMAN JAPAN 国際トライアスロン大会が開催されました。
SWIM3.8km BIKE180km RUN42kmのコースと攻略方法を実践をでわかったことも含めて解説します。
ちなみに私は目標が完走のシリアスではないトライアスリートですが、2013年、2014年、2015年に開催されたIRONMAN JAPAN HOKKAIDO(洞爺湖)を3回、今回の北海道の北斗市、木古内町で開催されたIRONMAN JAPANも12時間59分45秒で完走しました。
SWIM 3.8km
SWIMは津軽海峡。上磯漁港を1.9kmを2周回するコース。
丸太を横にしたような3つのブイは回る向きが決まっています。
第1ブイは内側。第2ブイと第3ブイは外側を回ります。
ただ、このブイは高さがないので非常に見づらい。
第1ブイは遠浅で泳ぎ始める前に目標を定められるのですが、第2ブイと第3ブイは本当に見づらい。波に合わせて視界が高くなった際にヘッドアップして確認する必要があります。
第2ブイに向かう方向には函館の町並みが見えるので、赤いブイが見えた際にその上の景色を覚えておくのが良いと思います。
第2ブイを回り第3ブイを目指す際には注意。
ヘアピンカーブのように体の向きを回転するので方向感覚が狂い、次の目標物を定めにくいです。
ヘッドアップして赤い丸太状の3ブイを視界に捉えて、海上桟橋と黄色い三角目印と赤い丸太状のブイの位置関係を感覚的に捉えられれば大きなロスは少ないはず。
その他の三角の目印はどちら側を回ってもOK。
ただし、この三角目印はコースに沿って一直線に結んでいるわけではなく、うねっています。
三角目印を頼りに泳いでいくとロスになるので、赤いブイを定期的に視界に捉えておくとロスが少ないと思います。
私の1周目のログを見ても分かる通り、黄色い三角目印を目標にすると遠回りをしてしまうことになります。
第3ブイをターンするとゲートに戻っていくことになります。
赤い三角目印も等間隔で置いてありますが、これよりゴールゲートを視界に捉えてまっすぐに進むことが重要です。
ここでも波とヘッドアップのタイミングが合わないとゴールゲートが見えません。ただし、陸のほうで目印があります。
やきとり弁当でおなじみの道南のローカルコンビニ「ハセガワストア上磯店」!
屋根の形が特徴的で高いところにあるのではっきりと捉えることができます。
ハセガワストアの少し左がゴールゲートという認識でいれば、ロスを最小限に防ぐことができると思います。
みなみ北海道のSWIMコースはバトルを少なくする工夫が行われています。
タイムごとにグループ分けが行われ、71分以上で申告すると黄色いキャップの最終グループに割り当てられました。
5人ずつ10秒ごとのローリングスタートなので後ろの方に並ぶと、スタートするまでに20分くらい待ちましたが、人でごった返すということはあまりなかったです。
海なので浮きやすく、遠浅なので泳ぎはじめのパニックも起きにくく、ローリングスタートでバトルになりにくいIRONMAN JAPANみなみ北海道はSWIMが苦手な人でも挑戦しやすいと思います。
良いトライアスロンライフを!