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塩昆布の今。

現在お世話になっている便秘外来は、3病院め?である。
何か問題が発生した等ではなく、引越しがたまたま重なったのだ。

 塩昆布は現状やレントゲンの結果から、腸に異常は無いようだった。(腸の病気が原因で、便秘になる人もいる。)

治療方針は1つめの病院から引き継いでいった。
『排泄しやすい便を作る、力む練習をする、便を溜めないようにする』

 →排泄しやすい便とは、排便時に柔らかい便である。
柔らかい便とは、水分を保持した便だ。便秘になると、便が腸に長期滞在するため、便中の水分が腸に吸収されてしまい、出口付近の便は固くなってしまう。固い便を排泄しようとすると、肛門等を傷つけ、出血や痛みを伴う。子どもは痛みから排便が怖くなり、排泄することを我慢してしまう。それを防ぐために、便が水分を保持しやすくなる飲み薬を服用した。

 →力む練習をする、便を溜めないようにする
通常であれば、直腸に便が届くと便意を感じ、排便ができる。しかし塩昆布は、直腸に便を溜めることに慣れてしまい、便が届いたことを感じるセンサーが反応せず。浣腸無しでは、健康な排便(痛み苦しまない排便)ができない状態であった。そのため、浣腸を『きっかけ』とし、力む練習。浣腸を定期的に適切なタイミングで使うことで、便を溜めないようにした。

 浣腸を使うことは躊躇う人が多いのでは無いのだろうか?浣腸が無いと、排便ができない体になるのでは無いか、と。私自身もそうだった。身内でも、塩昆布が浣腸を使っていることを知ると、善意で、善意で浣腸は止めた方が良い、食事療法だ、これが良いんだ、と教えてくださる方がいる。しかし、もう全て試したのだ。今の私ができることは全てやって、お手上げ状態で病院に頼っているのだ。その時の全力で向き合った結果が、医師の指示の元で行う浣腸なのだ。

先生が教えてくださった
「浣腸は排便のきっかけ、力む練習であること。便を溜めないためのもの。
浣腸を悪だ、という人もいるけれど、浣腸を使わなければ出るのか?
出ないだろ。出なかったらどうするの?誰がその子の苦しみを取るの?
今の使い方は大丈夫。」

と、全ての言葉は覚えていないけれど、診察に行くたびに安心し、先生を信じて焦らずに頑張ろう。と思える声がけをしてくださった。
その結果、見事に最近は自力排便(浣腸を使用しない、飲み薬は継続中)で、排泄できる回数が増えてきた。
※これは医師による適切な治療と、医師の指示の元に行ってきた浣腸です。自己判断で行う浣腸を応援するものでも、非難するものでもありません。


●改善への道

腸に異常が無く、離乳食を始めて便秘になった赤ちゃんは、成長と、ずり這いやハイハイ等の運動量が増える1歳前後で便秘が解消する可能性がある。
そこを逃すと、より成長し、運動量も増え、食事量も増えたタイミングで解消の可能性もある。
 塩昆布は2歳半の、より活動量が増えて食事も水分も取れるようになったタイミングで、自力排便の回数が増えてきた。

具体的に変化の状況を説明すると、
弟が成長し、外で過ごせる時間が増え散歩や外遊びの時間が増えた。
午前中は幼稚園へ行き、昼食は大好きなパンを山盛り食べ、お茶もごくごく飲み、午後からは公園で思いっきり遊ぶのだ。

塩昆布は危機察知能力に優れているのと、慎重な性格も相まって、公園の遊具で遊ばないことも多かった。しかし、この2歳半頃の体の成長も手助けし、シンプルにできることも増えたのだ。

快便のためには、
バランスの取れた食事、水分、運動、規則正しい生活と言われている。
これらを気をつければ治る子もいるだろう。今まで改善のために試して上手く行かなかったことでも、成長したタイミングでもう一度やってみると効くこともある。

特に塩昆布は、
✔︎食事量を増やす(便になりやすい野菜やご飯をたくさん食べる)
✔︎水分をこまめに取る(30分おきに一口でも水分を飲ませる)
✔︎昼寝したくなるほど運動量
を心がけた。

たくさん食べさせていのは山々だが、日によって食事量に波がある。野菜もものすごく食べる日と、食べない日とある。

そのため、野菜対策にはブレンダーを使い、バナナジュースと言って飲ませた。
中身は、バナナと小松菜(もしくはキャベツ)と牛乳である。若干、緑色になるが「バナナジュース♪」と言って飲んでくれていた。刷り込み成功だ。4歳になる現在は、小松菜が入っていることはバレている模様。でも、「バナナジュース!」と言って飲んでくれている。こういうものだと思ってくれたのか、、。

水分は、水筒にして横においても自分では飲まない。そのため、30分おきにお茶飲もう〜と声がけをするか、口元にコップを持っていき飲ませるようにした。今では自発的に、まめに水分を飲んでくれている。塩昆布の大好きなディズニープリンセスの水筒にしたら、飲み切るまで水筒を持ち歩くようになった!

運動量を増やすには、ひたすら母が頑張るのである。家事と仕事と全てに折り合いをつけながら、外遊び時間を増やしたのだ(でも痩ることとはなかった)。
家にいる時には、ひたすら家中をグルグル歩き回ったり、トランポリンをした。トランポリンは便秘に効いたと思う!!トランポリンブームの際には、排便の回数が増えていた。

しかし、この食事量と水分量は適正なのか、と最近悩んでいる。
というのも、塩昆布から胃腸が疲れているような口臭がするのだ。
冷え切った飲み物を与えているわけでは無く、レンジでぬるい温度を極めた35度で温めたものをあげている。それなのに、、なぜだ。
食事の取り方かなあ、、と新たな課題だ。

そして、最近のもう一つの悩みは排便を嫌がることだ。
直腸に便が降りてきた、という排便センサーは感じている様子。だが、どうしても出したく無いようで、足をクロスにして、汗をかきながら我慢しているのだ。決して便は固く無いし、トイレに行けばするんっとあきらかに出る状況なのにだ。どうも、力むことが嫌そうなのだが、、、。

子供の便秘は、環境の変化やストレスでもなると言われている。
無理矢理トイレに連れて行き、トイレが嫌な場所になり、ストレスを増やす分にも行かず。結果、いよいよ我慢ができなくなったらトイレに行く、というのが現状だ。こうなると浣腸を使わないだけ良いが、心配である。
これも新たな課題。

なんとかなんとか調べて、向き合って、また解消していこう。。

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