ユーモアのブランディング
こんにちは!
ユーモア研所長あべたけしと、主任研究員のばばたかこです。
講演家 中村文昭さん
所長が尊敬するユーモアの先駆者の1人です。
その中村文昭さんの講演会の鉄板のつかみがこちらです。
「みなさんこんにちは。中村文昭です。本日はお忙しい中ご参加いただき誠にありがとうございます。(少しの間)
ただ、本当に忙しい方はここにはお越しになっていないかと思います。
(一同爆笑)
いやしかし!普段お忙しくてたまたま今日空いていた方がお越しになっているのだと思います。
いつもありがとうございます。」
いかがでしょうか?
社交辞令とも言える、つかみのフレーズをちょっとアレンジするだけで
会場は大盛り上がり。(近畿圏だけかもしれませんが(笑))
しかも、参加者は全員暇人だと言われているにもかかわらず笑っているのです。
これは中村文昭さんという人を参加者はよく知っているからです。
中村文昭さんはほぼこのような話の入り方をすることを知っているからです。
これはまさに、大阪でいう、吉本新喜劇のように
来るとわかっている失礼なフレーズにいつも通りのやつキタ!と
参加者は受け入れて喜んでいるのです。
それはもう中村文昭さんがブランディングされていると言っても過言ではないと思います。
ユーモアゼミでは
ユーモアとは、お互いの信頼関係があるからこそ失礼なことを言われても
ユーモアで返せる心の余裕のことだと定義しているのですが、
ブランディングされた中村文昭さんのユーモアは
また一味違うユーモアの世界を感じさせてくれます。
余談ですが、
ブランド物に目がない私としては
ブランドも信頼で買っているなぁと思う今日この頃です。
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