だいずだいありー

よりどころのない考えを綴ります。 環境化学、航空宇宙工学、生命情報学に興味があります。 りけいのり ライター: https://www.rek2u.com/

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最近の記事

【ToDO】時間で区切るか、やることで区切るか。

本記事は前回の続きです。 前回の記事の要点 ・モチベーション高めなイケイケ期と自己実現から逃げるやみやみ期が存在する。 ・イケイケ期とやみやみ期は周期的にやってくる ・イケイケ期とやみやみ期にはそれぞれには無いがある。 前回の記事では、やみやみの長所について触れなかったので、そこから考える。 やみやみ期の良いところやみやみ期では、自己実現から逃げる点、良いところなんてないのでは?と思っていた。最近までは。 でも、そうでもなさそうだ、と最近気がついた。 やみやみ期の自

    • 自制と怠惰。中庸って難しい。

      自制と怠惰。中庸って難しい。 今日、自制と怠惰の折衷案を、荒削りながら見つけたので記録として残す。 そして、怠ける自分とお別れしたいあなたに、一つの答えを提示できれば良いな、と思っている。あなたは、未来の自分かもしれないし、ふらっと立ち寄った誰かかもしれない。 ここ3年ほど、私は自制心が優勢な数週間-数ヶ月、そして怠惰な心の優勢な1日-数日を繰り返す生活をしている。何度もこのサイクルを経験しているのだから、少なくとも自分には以上のような性質があると認識している。他の人がどう

      • 【ありのままの自分】と言うけれど。朝の散歩で思ったこと。

        今日も、インスピレーションの源泉は散歩から。朝、まっさらな頭でひたすら歩く。この中で、ふと思い立つアイデアは多かったりする。 今朝思ったことは、自分を信じる・認める、ということについて。 自分を信じること・自分を認めることありのままの自分を受け入れる。そんな言葉、一度は耳にしたことがある。 一種の諦めであり、自分への優しさであり、そして自己を認められなかった自分との決別。人によって、受容の意味は様々だと思う。 今回は、自己受容にフォーカスをしない。受容に至るのって、意

        • 【チャンスは準備された心に降り立つ】というけれど。 Google Carに出会って思ったコト。

          久しぶりに筆を執る。 未来の自分よ、この記事を見ているかね。 元気にやっているかね。 今回の記事は、今朝感じたことの備忘録。気づきのメモ帳である。 Google CarGoogle Carって言うのかな。正式名称は知りませんが、Google Map のストリートビューを撮影する、あの車です。皆様も、一度は街中で見かけたこともあるのでは無いでしょうか。 今朝、私は家の周りを散歩していました。4月に生活環境が変化し、運動をする機会がめっきり減ってしまったため、歩くことにして

          いつもと同じ桜。いつもとは違う春。

          桜が散り始めた今日この頃。 花の最期でさえ楽しむ感性を備えた日本人に生まれて良かった、と思う。 先日、長年お世話になった学校を卒業した。 来年度より新しい研究環境で、新しい研究分野にて、新しい人に囲まれて研究を始める。 そして、0.2世紀お世話になった親元を離れ、新しい生活が始まる。 そう、何もかもが新しい。 "考えの整理"がてら、自分にとって"新しいこと"の意味、転じて"新しく始めたいこと"について綴る。 新しいコト"新しい"とは? 正攻法に則り、辞書的な意味を参照

          いつもと同じ桜。いつもとは違う春。

          【コロナ】心の不安を哲学で解消する

          新型コロナウイルス。収束の兆しが見えない。続く、自粛生活。 楽し気なイベントは軒並み中止。もう、何を楽しみに生きれば良いのか分からない。そんな方も多いのではないかと思います。 終わりの見えないトンネルを歩き続ける。それには多大なるストレスが伴います。短期的でかつ適度なストレスは、ヒトのパフォーマンスを向上させます。一方、長期的なストレスは血中コルチゾールの慢性的な増大を引き起こし、体が不調を訴えるようになります。 短期的で適度なストレス→パフォーマンス向上の鍵 長期的なス

          【コロナ】心の不安を哲学で解消する

          【本を読む】読書する人だけがたどり着ける場所

          読書によって、あなたの人生は豊かになる。楽しくなる。 本記事では、齋藤孝先生の"読書する人だけがたどり着ける場所"を読み、得られた学びを共有します。お手元に無い方は、是非お読みください。 要約-あるいは私の勝手な解釈。・読書する人だけがたどり着ける場所-SB新書 460 (2020) ・著者: 齋藤孝/ 明治大学文学部教授 ・発行: SBクリエイティブ ・ページ数: 191 物語は、活字文化の縮小している現代への警鐘から始まります。大学生の半数は、読書時間ゼロとなりまし

          【本を読む】読書する人だけがたどり着ける場所

          考えながら歩く。

          考えるって何だろう人は考える葦である。/ パスカル 意味するところは、"葦(あし)"のように弱くとも、"考えられる"点においてヒトは偉大であるということ。この言葉は、ヒトが本質的に"考える"存在であることを端的に示す。 考えるって何だろう。 これは非常に難しい問いだ。切り口によって沢山の答えが得られる。 生理学的には脳神経細胞間の電気化学的なやり取りと、神経回路の脂質による被膜強化である。幸福論的には、幸せを目的とした精神活動である。 ヒトは、考えることで知恵を見出し

          考えながら歩く。

          フィルターバブルとラプラスの悪魔

          フィルターバブルとラプラスの悪魔。 2つの単語を知る人は、何の関係も見いだせないと思う。 そして、その感覚は正しい。 何故なら、先ほど私が結び付けた、生まれたてのカップルだからだ。 フィルターバブルと、ラプラスの悪魔。いかにも、RPGにて登場しそうな名前である。そんな肌感とは裏腹に、両者は全く異なる文脈にて用いられる言葉である。 本記事では、SNSによって"ヒトとヒト"、"ヒトと情報"がつながる現代に潜む、ちょっとした危険を露わにしたい。まずは、両単語の意味から確認する。

          フィルターバブルとラプラスの悪魔

          今までの"はたらく"。これからの"はたらく"。

          はたらくって何だろう。立ち止まって考える。 僕にとって、はたらくこととは、即ち"生きるために動くこと"または"活きるために動くこと"である。ここで、"生きる"または"活きる"と表現したのには訳がある。順を追って深堀したい。 予め断っておくと、"生きるために動くこと"と"生きるために動くこと"のどちらが良いのか、という議論をするつもりはない。 旧来のはたらくまずは、旧来のはたらくについて考える。 例えば16世紀-18世紀の西洋。宗教改革にピューリタン革命。社会と宗教には

          今までの"はたらく"。これからの"はたらく"。

          太陽は温かく、そして力強い。

          新年、あけましておめでとうございます。今年も、よろしくお願い申し上げます。だいずだいありーです。本記事のテーマは、"初日の出"にて感じたこと。本記事の要約はこんな感じです。 ・太陽は、自らに内燃機関を持つ構成であり、光を放つ。 ・惑星や衛星は、恒星に照らされることで精彩を放つ。 ・太陽のような人とは、すなわち自分の世界を楽しめる人であり、そんな人は魅力的。 日の出を眺めるという元旦今朝2:00に家を出て、あまり観光客に知られていない山へ足を運びました。これは、今までの元旦で

          太陽は温かく、そして力強い。

          2020年が終わり、2021年が始まる。

          今年はどんな1年だった?こんばんは。年の瀬も佳境に迫ってまいりました。現在の時刻、2020/12/31 23:14。ガキ使を見ず、出かけもせず、こうしてパソコンと向き合う12/31は人生初めてかもしれません。 コロナが無かったらというIFを考えると、きっと出かけていたことでしょう。コロナが無かったらというIFを考えると、渋谷は混沌を極めていたことでしょう。 でもそれは、パラレルワールドのお話。 2020年、そこには"新型コロナウイルス"がしっかりと蔓延しました。1年前の人

          2020年が終わり、2021年が始まる。

          何を飲むかより、誰と飲むか。

          お酒。熟れた果実から人類が発見した液体。 お酒。気分を和らげ、陽気にさせてくれる薬。 お酒。飲みすぎると、翌朝カウンターパンチをお見舞いしてくる飲み物。 皆さんは、"お酒"にどんな思い出がありますか? ・こどものころに、こっそり味見した苦いビール。 ・成人となり、大人の階段を登った気にさせてくれるハイボール。 ・仕事終わりの、寒い夜。心にしみる熱燗。 いつの時代だって、お酒はあなたの味方です。 ピンからキリまで、本当にたくさんのお酒をたしなめる時代。 ・これは〇年物の上質

          何を飲むかより、誰と飲むか。