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新人オタクと解散(後)

閲覧ありがとうございます。前編は読んでくださったかな。


今回は、ジソンシンの解散と、私の気持ちについてです。


あまり書くべきじゃないんだろうなとか、何度か思いました。
いつまでも引きずっていいことだとは思うんですけど、日常の一コマでノスタルジーに浸るのとか、全然いいと思うんですけど。


でもやっぱり私は、ファンじゃなかったし。
解散してから好きだって言ってるように、多分見えるし。
実際そうなのかもしれないし。



でも今回のことは、私がどんな気持ちでお笑いファンをやっているのか、自分で確かめられる機会にもなったので。だから書きました。

言い訳が長すぎるかな。そろそろ本題です。


3月の、ちょうど半ばくらい。
私が異変に気づいた時です。

そういえば最近代演のお知らせでよく名前を見るな、と思って、「ジソンシン」でパブサをしました。


出てきたのは心配する旨のツイートばかりで、「愛されてるんだな」と思うと同時に、「なんかおかしいな」と違和感が過ぎりました。


遡ってみれば、休演が始まったのはもう何日も前で。
何かが起こってしまっている、という事は、経験上私もすぐに感づきました。


でも最初の方は、濃厚接触者にでもなったんだろうと思っていて。
一応お二人のTwitterを確認して、それからは少しの間忘れていました。


そして、休演開始から2週間以上が経って。
パブサしてもアカウントを確認しても、何の進展もなくて。

明らかな異常事態に、その時やっと気づいたんです。


その時は既に、友人にこの異変について話していました。不安になるあまり、お笑いに詳しくない姉にさえも。


2週間経っても帰ってこず、お知らせすら無くて。

じゃあ一体何なんだよ吉本。滝音のときもそんな感じでさ、ファンが不安がってたじゃん。しっかりしてよ、コロナ禍入ってからだいぶ経ったじゃん。

…って、心の中で悪態を吐いていたら、27日になっていました。


酒井さんのツイートを見たのはちょうど夕飯時で。
家族の前なのにも関わらず、驚きの声を抑えられませんでした。

だってあんな形の解散、初めてだったんです。
まだまだ私は新人オタクだから、こんなことあるのって、信じられなくて。


それこそ、理由が分かりませんでした。

だって何度も休演になるくらいお仕事はあったし、テレビでも見たし。

「じゃあなんであんなに休んだの。」とか、「どうしてすぐに居なくなっちゃうの。」とか、とにかく疑問が湧いて止まりませんでした。


愕然として受け止められずいる間に、ジソンシンのYouTubeは削除され、マンゲキのHPに出てこなくなって、酒井さんのTwitterからジソンシンの名前が消えました。

受け止める前に、追いかける前に、彼らは彼らを消していったんです。


だったら私は私の気持ちを残そうと、「さよなら絵」を描くことを決意しました。



でもその気持ちも、日が経つにつれて揺らぐようになりました。

下村さんの言葉が、無かったからです。


一縷の望みをかけた訳ではなく、巷で噂された内容のせいです。
(本人に失礼だと判断したため、私からは割愛させていただきます。)


もしその噂が、万が一にも本当だったとしたら。

私がいくら「ありがとう」と言ったところで、きっと彼には届かない。届けさせてくれない。

直接見て欲しいわけじゃないけれど、届かないものを作ったとして虚しすぎるじゃないか、と。


ここでは書きませんが、そんな思いの丈を友人にぶちまけたりもしました。


今も私は、毎日「ジソンシン」でパブサをしています。
ファンでもない癖に解散したら擦り寄って気持ち悪いなって、自分でも思うけど。

でも彼らに笑わせてもらったことは紛れもない事実だし、私は下村さんの言葉が欲しいと思うから。


多分、多くの方が言うように、ジソンシンの解散は決して前向きなものじゃないんだと思います。

そんな時ファンは、どうしたらいいんでしょうか。



私は、いつまでも忘れなくていいと思うんです。
いつまでも過去の映像や資料を見て泣いていいし、何枚絵を描いたっていい。

前向きに捉える必要も、前を向く努力も、要らないなら無くていいって、そう思います。

いつだって、置いていかれるのはこちら側なんですから。


もう生でジソンシンのネタは見られないし、M-1も応援できないけど、その寂しさは、まだ途中の「さよなら絵」を完成させることで昇華していきます。


まだ暫く時間はかかるけれど。
だってまだ、2人が写る写真見たら泣きそうになっちゃいますから。


新人オタクことShowgoは、好きだったコンビの解散・突然すぎる人気コンビの解散もきっと乗り越えて、【ご報告】のツイートにこれからも怯えながら楽しく生きていきます。

私の独り言に付き合ってくれて、ありがとうございました。



本当はもっと色々書こうとしてたんですけど、長すぎるのでそれはまた次の機会に。

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