里帰り出産と育児日記#1
今回は里帰りまでの話です。
里帰りしてからの日記は、どのようにまとめようか模索中です。
里帰りまで
里帰りの時期をいつにするか
娘の時も里帰り出産をしており、その時にお世話になった病院でまた産みたいと夫にも母にも前々から伝えていました。比較的新しくできた病院で、おしゃれで清潔感もあり、なんといっても料理がおいしいその病院で産むこと、今回も里帰り出産をすることに了解をしてくれました。
二人目の妊娠が分かった段階でもうすでに産院を決めているのであれば、一度その病院を受診するように言われていたので、出産予定の病院には妊娠初期のタイミングで初診を受けに行きました。
分娩予約を無事に済ませ、次回受診する際は里帰りしてからで良いと言われました。里帰りする時期としてはバースプランの提出や後期妊婦指導のある妊娠34週の辺りでと言われており、8月末の週で良さそうだなと、その時は思っていました。
しばらくたって妊娠27週の検診で、前置胎盤の可能性があると診断されました。前置胎盤とは胎盤が正常よりも低い位置(膣に近い位置)に付着してしまっており、胎盤が子宮の出口を一部/全部覆ってしまう状態を「前置胎盤」といいます。出産の際に赤ちゃんよりも胎盤が先に出てしまうと大出血してしまうのと、赤ちゃんは「胎盤からの栄養が途切れ」「まだ子宮にいるので呼吸もできず」という状態になってしまいます。そのため、前置胎盤の場合はほぼ100%で帝王切開分娩となるそうです。
この時の診断では「前置胎盤の可能性がある。」とだけ言われ、私の心情としてはそれが何かわからない不安とその前置胎盤によるリスクや帝王切開に対する恐怖でいっぱいでした。一人目の時は何事もなく自然分娩で終えていたこともあり、今回も何事もなく過ごせるという謎の自信があったため、まさかそんなことが!となってしまいました。
ただ、まだ妊娠中期で、まだまだ子宮のサイズが大きくなることもあり、胎盤の位置もそれに釣られて移動するそうです。
その後の検診で胎盤の位置が少しずつズレ、子宮の出口から胎盤までの距離が8ミリだったのが2センチまで離れてくれたのもあり、今後の経過でも近づいてくる心配はないと判断してもらえました。ただ、最終判断は産院の先生に委ねるとのことだったので、予定よりも早めに里帰りするようにと言われてしまいました。
そのため、8月末の週に帰る予定だったのを急遽お盆休みの間に帰ることにしました。
娘との話し合い
里帰り前のまだ保育園へ通っている間でも、里帰り出産についての話は娘としていました。おなかの赤ちゃんがもうすぐ出てくること。そのために保育園をしばらくお休みしないといけないこと。おばあちゃんのお家でしばらく過ごすこと。もうすぐでお姉ちゃんになること。などなど。
保育園から帰ってからのふれあいの時間やお風呂の時間などで少しずつ話していたこともあり、娘から夫へ話している姿も見られるようになりました。
7月になってから貧血の症状がひどくなり、長時間の抱っこをしてあげられなくなったり、一緒に体を動かして遊んであげることができなくなって、申し訳ないと思うことも多くなってきました。それでも、少しずつ話をする中で理解してくれているようで、ママがだめならパパにする。と切り替えられるようになっていました。
おかげで、実家に帰っても家に帰りたがらないかと言われればそうでもなく、「○○ちゃん(娘の名前)の家に帰るの?」とお出かけのたびに聞かれています。自分の家を気に入ってくれていることは嬉しいけれど、頻繁に行き来するには少し遠いので「ごめんね」という気持ちで接しています。