«なにか»からの解放
人生初、武道館。
人生初、武道館コンサート。
人生初、ってのは良いものだ。
重厚な歴史ある門をくぐり、武道館に入りコンサートを見せて頂いた。
それほど知らない曲から思い出の曲までたっぷり堪能。
いろんな曲を聞きながら、ぼーっと何となく自分の人生を思っていた。
異空間では普段気付かないことに気付く。
何かの曲がきっかけだったのか?そんなものはなかったのかも覚えてないけど、ふと私はずっと«なにか»に抑圧されてきた人生だった、と思った。
«なにか»が何かは私は分かっているが、ここでは«なにか»としておく。«なにか»はいくつかのものの集合体だ。
でもこんなことを言ったら、«いやいや、あなた、やりたい放題やってますよ»と言われるのは承知。でも違うんだ。他の人は私を抑圧する«なにか»を知らないし、他の人達だって«なにか»に気付いてないか、仕方ない、とあきらめている、受け入れているだけだと思う。
私はずっとその «なにか»に、無意識に頭を抑えられてきた。
もしその無意識の«なにか»の抑制がなかったら私はどうなっていただろう?と想像をした。
が、過去は変えられない。
未来と自分を変えていくのみだ。
もう«なにか»から解放されよう。
無意識に私を抑制している«なにか»を自分で意識し一つ一つ消していくしかない。
そう誓った武道館コンサート、でした。