石の上にも三年…とまではいいませんが。【#仕事について話そう】
こんにちは。ヒューマン・ルブ嫁田実です。
本日はこちらの記事について、書かせていただきます。
新入社員の方々の中にはこのような感じで、入社後すぐに退職してしまうような方が一定数います。これは仕方のないことなのかもしれませんが、なくならないですね。
社会学者宮台真司先生の著書「14歳からの社会学」の4章あたりに、「日本人は仕事に期待しすぎている」「君に向いた仕事なんてあるの?」というような話が出てくるのですが、「仕事のやりがい」や「仕事での自己実現」について少し勘違いをしてしまっている方がいて、そこが問題だと宮台氏は指摘しています。
若者が退職する際の理由は大きくわけて2つで、「仕事が向いていなかった。」と「会社の人間関係が良くなかった。」とのこと。その中で人間関係は少し環境の問題もあるので、対応はケースバイケースではないでしょうか。もう一方の「仕事に向いていなかった。」で辞めてしまった方で行くと、転職をしてステップアップできる人はごく少数で、ほとんどが前よりも条件の悪い仕事についてしまう。と書いてあります。少し古い著書にはなりますが、これに関しては今でも確かにその通りではないでしょうか?
また、「会社が複数あったとして、君程度にわざわざ「向いた仕事」の座席を用意してる会社なんてあるの?」とメッセージ性の強い言葉も記載されています。まさに宮台真司先生の言われる言葉通りの事が、今の日本の労働環境ではないでしょうか?詳しくは著書を読んでいただければよいかと思います。
向いている座席を用意してくれている職場がそもそもあるのか、という問題でいうと、以前noteで書かせていただいた記事にもあるように、その人に向いている仕事を当てていくような取り組みを行っている会社様もありますが、まだまだごく少数です。ですので、特に就活中の方には、この本に書かれているような考えをもって就活を行うことも必要ではないでしょうか?
とはいえ、1人で考えるしかない環境の方もいらっしゃいますし、抱え込んでしまうような方も多数いらっしゃると思います。今までそのように退職する際の相談や、転職についての相談には多数対応させていただきました。この記事を読んでくださっている方で、相談が必要な方がいらっしゃれば、お気軽にコメントをください。少しでもお力に成れるのであればこちらもありがたいです。
今どうするのが最善か、色々な選択をする際には、情報や知識を1つでも多く持ったうえで、選択を行うことは非常に大切だと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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