働き方改革の弊害 しわ寄せを受ける管理職について 【#仕事について話そう】
こんにちはヒューマン・ルブ嫁田実です。
本日は企業様に訪問した際、お話したことについて、感じた事を書かせていただきます。
本日は過去にお世話になっておりました、とある大手物流グループ会社の統括マネージャー様と面談APOがあり、久しぶりにお出会いしました。
数年ぶりにお出会いし懐かしくもありましたが、順調にご出世されておられ、とてもうれしく思いました。
色々と今の人事採用の取り組みなど、情報交換をさせていただいていたのですが、近々近隣に新たに物流倉庫を構えられるということで、これから当面準備があり、かなり忙しくなるとのこと。現状としては現場も管理側も慢性的な人不足もあり、何事も時間外で対応しなければいけない状況とのことでした。しかし、いわゆる残業を含めた時間外労働の管理もあり、月の時間外上限が厳しく制限されているため、非管理職の方々の対応にも限界があるご様子。となると必然的に時間外規制の対象外となる管理職にしわ寄せがくる現状が生まれてきます。
これに関してはメンタルヘルスの管理云々と国は言っていますが、100%の企業ができているはずもなく、大手企業であっても杜撰な企業もある現状があります。ここに働き方改革の弊害が出ていることは身をもって知っているつもりです。
※私も前職で悪い言い方をすれば、残業代無しで使われていましたので・・・。
私の運営している会社のビジョンに「良質な職場」を創造するということを掲げたのもこういった偏りがない職場を1つでも多く作りたいと思ったからです。
若いうちに長時間働いてもっとスキルを身に付けたいといった方や、できる限り多く働いて、残業代を稼ぎたいというような方もいるのは、重々理解しているのですが、同じ職場で偏りがあるという状況は、なにかご支援して、改善してあげたいと今日は強く感じてしまいました。
働き方改革で環境が良くなった方も多くいらっしゃるかとおもいますが、一方で逆に悪くなった方も多くいることをしっかりと理解して、業務に改めて活かしていきたいと思いました。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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