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読書記録2 「あぶない中国共産党」

「あぶない中国共産党」

今年2冊目に読了した本です。

この本では、今の中国を理解するために、中国共産党成立以来、現在に至るまでの歴史を説明しています。
もちろん、毛沢東についての話もたくさんあり、「四害駆除運動」と呼ばれた、ネズミ、ハエ、蚊、スズメを中国全土から駆除しようという運動の存在を初めて知りました。

中学校の社会科の先生から聞いた「中国では、国民全体でハエを駆除したのでハエがいない。国家主席の部屋にもハエたたきがある。」という話を思い出しました。結局、駆除は出来なかったようですが。

いろいろ勉強になったことはありましたが、一番は、以下のように、中国には民主主義国家の常識が通じないことを知ったことです。

  • 立法・行政・司法の上に中国共産党が存在していて、三権は中国共産党の「指導」下にあること

  • 中国の「社会主義市場経済」は、共産主義経済や社会主義経済とは全く違っていて、共産党一党支配の資本主義のようなものであること

中国についてもっと知るために、違った視点からの中国に関する本も読んでみたいと思っています。


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