おばちゃん大冒険〜一人でヨーロッパへ⑥ブリュッセルに辿り着く
アラ還おばちゃんが海外旅行20年のブランクを経て、2024年3月に単身ヨーロッパ(主にベルギー)に行ってきた話です。
今回は、シャルルドゴール空港から高速鉄道TGVに乗り換え、やっとやっと最終目的地のベルギー ブリュッセルに到着するまでです。
前回は↓
賑やかなフランス入国
ゆっくりと飛行機からおり、トイレで歯磨き等していたら、同じ飛行機に乗っていた人たちはすっかりいなくなっていた。
案内に従って入国審査へ。長い列が出来ていた。ほかの飛行機で到着したらしい外国人たち(いや、ここでは私も外国人なんだよね)が、グループでワイワイ喋っているだけでなく、スマホのインカメで映しながらビデオ通話する人もいて、とにかく賑やかで陽気‼️日本とは違う〜。でも、分かる😃着いたよーって知らせたくなるよね。
順番が来たのでパスポートを見せたら、あっさりスタンプをポン♬
やったー。
意気揚々と先に進む。
スーツケースと感動の再会(思わずスーツケースを撫で撫で)
ロスバゲ対策でリュックに入れていた荷物をスーツケースに移したら肩が楽になった。
TGV
次は陸路(TGVで)ベルギー ブリュッセルに向かうことになっている。
✈️到着したのはターミナル1だがTGVの駅はターミナル2。
移動する必要があるが、方法は調べていたし、出発まで2時間以上あるので気持ちに余裕がある。
無料のシャトル電車(?)CDGVALの車内から、白いモクレンが咲いているのが見え、フランスにも春が訪れていることを知る。
我が家のモクレンは出発する頃はまだ蕾だったので、フランスの春の訪れは早いのかな・・これから白いモクレンを見たらこの旅の風景を思い出すのかな・・なんてことを考えていたら、ターミナル2に到着。
TGV駅は大きな荷物を持った人でいっぱい。待合スペースの椅子に座れないこともなかったが、体格的に圧倒され......スタバへ入る。アメリカーノを飲みながら休憩。プラットホームへは発車の少し前にならないと入れないので、ゆっくりしよう。
そろそろかな、とゲートに向かうが、あまり人がいない。
駅員さんに「opposite」と言われ、指差された方のゲートへ行くと、ちょうどプラットホームに入れるようになったところだった。
スマホでOmioから購入したチケットを係員に見せホームへ。
チケットによると、どうやら6号車の44番が私の座席らしい。
だが、6号車はこのあたり、という表示がホームにはない!!日本の駅って親切なんだと気づいた。いろいろな情報から推測して「このあたり?」と見当をつけて待つことにしたら的中!
やってきたTGVは意外と空席が多かった。近くに座っている男性に確認して自分の席に座ってほっとする。
さ、これに乗って座っていたら、やっとやっと、ブリュッセルに着くんだー‼️‼️‼️
長旅の疲れで眠ってしまうのではと心配だったが、風力発電の風車や、緑色の畑、春の訪れを告げる木々の花、かわいい家を見ていたら、眠気なんか来なかった。
ベルギー入国・・したらしい
スマホの画面を見ていたら、eSIMの通信会社が切り替わった。フランスからベルギーに入ったようだ。
昔々(33年前)、デンマークから入って6か国を列車で周遊した際、係員がいちいちコンパートメントにやって来てパスポートチェックをしていたことを思い出した。遠い遠い昔のこと。ま、あの時も「あ、国境なのね。」くらいの感覚ではあったけど。
長かった~
そして、Bruxellesの文字が😂
TGVは南駅が終点。中央駅までは普通列車に乗り、ついについに目的地のブリュッセル中央駅に現地時間15時40分頃、到着‼️‼️‼️
福岡空港を出発してから約27時間⁉️自宅を出てからだと30時間以上😱
おばちゃん、頑張ったー。いや、楽しかったー😃😃
旅の高揚感のピークは?
無事にブリュッセルのホテルにチェックインできたので、とりあえず「大冒険」は一区切り。
出発直前の欠航の連絡から始まって、いろいろな「うわーっ!」を経験し、計画していた「久しぶりだから、大人の安心の旅」ではなかったが、何倍も何倍もワクワクドキドキできた。
友達にここ迄の概要を話すと
「なんか、ゲームをクリアしていく感じ」と言われた。たしかに😃‼️
十分すぎるほどの大冒険だった。
もしかしたら、ここまでが旅の高揚感のピークだったかもしれない。
(でも、ベルギーは最高に美しかったので、この後もよろしかったらお付き合いください。)
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