おばちゃん大冒険〜一人でヨーロッパへ④飛んでイスタンブール
アラ還おばちゃんが海外旅行20年のブランクを経て、2024年3月に単身ヨーロッパ(主にベルギー)に行ってきた話です。
今回はイスタンブールで乗り継ぐまでです。
(前回は ↓)
初のターキッシュエアライン✈️
福岡から仁川まではほぼ韓国人と日本人ばかりだったが、ターキッシュエアラインの機内で迎えてくれたのは欧米系の顔をしたモデルのような体型のCAさんだった。おお〜、ヨーロッパ感が出てきたぞ〜♬仁川発なので乗客はほとんどが韓国人のようだが、少しだけ目的地に近づいているような気がしてワクワクする。
これからイスタンブールまで12時間のロングフライト。何回トイレに行くだろう。私にとっては心配なところだ。でも急な変更だったので窓側の席になってしまっている。
自分の席を見つけたら、通路側に座っていたのは30代くらいの韓国人女性。3席独占できるかも、と期待していたところに(私の搭乗は少し遅かったようで)おばちゃんがやって来たのだから、一瞬ガッカリしたような表情をしたの、気づいたよ。ごめんね、気持ち分かるよ。
機内アナウンスは、トルコ語(たぶん)、韓国語、英語
座ったらまずはクレンジングシートでメイクを落とす。寝るための準備だ。
機内食が出るだろうが、食べ終えたら早く寝たい。緊張の連続で頭痛に襲われるかも知れないから、薬もポケットに入れておこう。あ、薬を飲むからお酒は控えなきゃ。
食べて のんで 寝る
と、思っていたら機内食サービスをするCAさんの声が聞こえてきた。
「ビーフor ........?」「ビーフor......?」
耳を傾けてみるが、ビーフと他には何があるのか、エンジン音で聞き取れない。アシアナの機内で牛肉を食べたから違うものを食べたいなあ。魚かな.......
私に聞いてくれる番になった。CAさんと目が合う。
CA「ビビンバ?⭐︎△※◯⭐︎?」
私「..........ビビンバ........」
そう、英語ではなく韓国語で尋ねられた(苦笑)そりゃ、大勢の韓国人に紛れていたら日本人だと分かるはずもない。
韓国語はわからないと言う気も、聞き返す気力もなく、聞き取れたビビンバにした。ビビンバ好きだし。牛肉好きだし。
で、気づいたらドリンクサービスではビールをもらっていた。あれ?控えるつもりだったよね(笑)
ロングフライトって大変・・?でもない
その後、力尽きたのか眠りに落ちた。途中目が覚めたら、早めにトイレへ。いつシートベルト着用サインが出るか分からないし、それが長く続くと、膀胱が...以前それで本当に危うい目に遭ったので、早めに、こまめにトイレに行くようにしている。ただ今回私は窓側の席。横に座っている女性が眠りが浅そうな時に通らせてもらった。
映画を見たりガイドブックを読んだりすることなく、ただただ眠り(外はずーっと夜だし)目が覚めたらフライトマップを見て、また眠り.,.12時間のロングフライトは全然苦痛に感じることはなかった。幸い何の薬も必要なかった。
ただ通路側に座っていた女性には降りる時に「何度もトイレに行って、睡眠の邪魔してごめんなさい🙏」と言うべきだったな、と後悔している。
何とかなるもんだ
3月12日朝6時過ぎ、ほぼ定刻にイスタンブールに到着。計画になかったこの場所で、自分が1人で歩いているのが信じられない。急に決まったことだったので、空港についての予備知識は皆無。
案内表示は分かりやすくてありがたいが、空港が巨大だ。延々と歩き、International transfer まで苦労せずに来られた。待っている人たち、まさにinternational‼️
ここでまた保安検査。
タブレットもPCもない(iPhoneが2つだけ)ので楽々、と思っていたら、腕時計を外すように言われる。スマートウォッチだと勘違いされたようだったが違うと分かると、そのままでOK。アナログ人間だとこんな時は楽。
免税店やラマダンの飾り(?)を見ながら次のゲートを目指していて思っていた。「あれ?初めての空港でも何とかなるじゃないか。フライトキャンセル、変更というハプニングがあったからこそ、いま面白い体験が出来ている、悪くないな😃たぶん、当初の計画以上に楽しめている。冒険感マシマシ~~♬」
ちなみに帰国後、往路は急にフライト変更でイスタンブールに…と話すと、みんな(本当に100%)「飛んでイスタンブール‼️」と言った。すごいな、庄野真代♬
さ、ド・ゴール空港行きに乗るぞー✈️出発は8:05の予定。トラブルなさそうだ♬