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太極拳☆総合太極拳(42式)の講習会

~太極拳は掤勁(ぽんけい)が基本~


総合太極拳(42式)の講習会に初めて参加した。
いつもと違う先生なので、少し緊張した。

最初の30分はストレッチを行った。
先週、参加した李自力老師の講習会でも、
膝裏をたっぷり伸ばしたが、
今日は股関節のストレッチが多めにあった。

床に長座すると、つい下を向いてしまう。
これは、背中が丸まって効果がない。
しっかり顔を上げて、目線は下げない。

私は、套路を行う時も、下を向きやすい。
何度か注意を受けたけど、直すのは難しい。

先生曰く、眼法はとても大事。
目線を上げるというよりも、
目をぱっちりと、開くことのようである。

目を大きく開けると、
額にしわが寄るのは、頭皮が硬いらしい。
しっかりと頭皮マッサージもしようと思った。

42式に入る前に、歩法の練習。
私は、弓歩の両足の幅が狭く、
腰骨の高さが左右で違うらしい。
正しい位置に直してもらうと、安定した。

最初、股関節が少し痛かったが、
腰が据わるというか、ぐらつかなくなった。
両足は二等辺三角形ではなく、
丸みがある円襠(えんとう)になる。

足だけでなく、腕も、
体全体が、掤勁(ぽんけい)である。
このフォームをしっかり覚えたい。
李自力老師の言葉を思い出した。

“射撃選手は、的(まと)を目で見るのではなく、
正しいフォームを体の感覚として覚える。”

李自力老師の講習会より


弓歩から後坐して、前足を外に開いて着く時、
膝が内側に入りやすい。ねじれやすい。

後ろ足の膝は意識して直していたけど、
前足は気にせず、足先だけ外に回していたようである。
前足も足先ではなく、股関節を開いて着くと、
次の重心移動の時、ぐらつきが少なくなった。

基本の歩型・歩法が、
やっとコツがつかめてきた感じである。
3人の先生は、表現は違くても、
ほぼ同じことを伝えていると思った。

太極拳を正しくやると、
身体の歪みが改善し、姿勢も良くなる。

今日、習ったストレッチと基本の歩法を
毎日、しっかりやろうと思った。



















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