太極拳☆心と体を繋げる

～太極拳を続けると、どうなる？～

太極拳を始めて３年半。
１年目はコロナ禍で、教室がよく中止になり、
せっかく覚えた動作を忘れて、
毎回、振り出しに戻った。

５、６人いた初心者が、私ともう一人になり、
ほぼ個人レッスン。
集団が苦手な私には、よかった。
やめずに頑張ることができた。

途中からグループに入り、入門と初級も習う。
基本の２４式太極拳は、２年かけてやっと覚えた。

これで終わりにしようと思ったら、
コロナも少し落ち着き、
交流会のお知らせをもらった。

私は入門・初級、２４式の集団演武に初めて参加。
後半に、剣と扇を使う演武を見て感動した。
すっかり魅了された。
その時、太極拳は武術なんだと思った。

後日、先生から交流会の写真をいただいた。
何か変な恰好だなと思った。
想像と違う姿だった。
周囲の人たちとも動きがズレていた。

次はもっと上手になり、
剣や扇にも参加しようと、心に決めた。

あたりまえのことだけど、
目標をもつと前向きな気持ちになれる。

新しい教室にも参加し、
３２式と蓮花扇の套路を習い始めた。

姿鏡を買い、全身を映しながら、
家でも、少しずつ練習するようになった。

そのおかげか、半年間で体重が８kg減。
さすがに見た目も変わった。
太極拳で痩せたの？
と周囲に聞かれるようになった。

太極拳をやると気持ちが落ち着き、
暴飲暴食しなくなり、
私にはダイエット効果があったようである。

病は気からではないが、
気持ちが変われば、体は元気になる。

太極拳を通して、
心と体の繋がりを意識するようになった。