見出し画像

キムタクが存在しない可能性?「カタカナ名乗り」のメリット

仕事上の名刺やメールで、自身の姓名をカタカナ表記にする人がいる。

例えば、田中智宏さんと名刺交換して
「タナカトモヒロ」とか書いてあると、


内心「おお〜」ってなる。

『夜空ノムコウ』が思い浮かんだりもする。


姓名のカタカナ表記には、色んなメリットがありそうだ。



◼️名前の「読み」を表現できる

キラキラ時代を経て尚、世の中には自由すぎる「人名読み」が多いし、初見ではわからない難読な苗字もある。

カタカナ表記にすれば、都度「え〜これは何とお読みするんですか?」とか聞かれるのを避けることができるし、芸能人なら覚えてもらいやすいだろう。

「スガシカオ」なんかはそれが理由だろうか?


◼️クリエイター感が出る

これはシンプルに大きなメリットだ。

平凡な名前でもカタカナする事で

「コシノジュンコ」的な響きに生まれ変わる。

実際カタカナ名乗りの人は、実力のあるデザイナーや、クリエイターの方が多いし、少なくとも営業マンでは見た事がない。


◼️フルネームが呼称になる

カタカナ表記には苗字と名前を「一つのかたまり」に見せる効果がある。

我々はムロツヨシを「ムロツヨシ」と呼称する。
「ムロ」とか「ツヨシ」とは言わないだろう。

オダギリジョー
キタニタツヤ
オノヨーコ
タケカワユキヒデ

なんかも同様に、自然とフルネームが呼称になる。

フルネームが呼称になるという事は「略称」で呼ばれにくいと言う事でもある。

木村拓哉も初めから「キムラタクヤ」としておけば、不本意なキムタク呼びをされずに済んだはずだ。




難読な名前の人 
クリエイター志望の人
名前を勝手に略されたく無い人

いずれも今後増えそうな予感がする。

という事は、今後カタカナ名乗りの割合も増加すると思われる。

私自身はというと、名前が難読でもなければ、略される事もなく、自他ともに認めるクリエイターでもない。

カタカナ名乗りは憧れのまま人生を終えるだろう。


いいなと思ったら応援しよう!

まし  |  言葉の何気なインサイト
気に入っていただけた方は、応援お願いします!