ロジカルシンキング、添削結果を共有します!!!
みなさんこんにちは!
英語インストラクターの澤田彩花です。
ご無沙汰になってしまいました。
新年度、新生活。
我が家もムスメの幼稚園入園が決まり、生活リズムの見直しやら入園準備やら、親の私の方がドキドキわたわたバタバタしておりました。
さて、前回、前々回とお届けしておりました
「How Logical Thinking Helps You?ロジカルシンキングのすすめ」ですが、
これを、私に教えてくれた先生に添削してもらいました。
今回はそれを、対話形式でお届けいたします。
(前回までの記事はこちら(1)とこちら(2)。)
登場人物紹介
A=Ayaka(私)
S=Sensei(先生)、ロジカルシンキングを使いこなす30代男性。
普段はIT業界のプロジェクトマネージャとして数百人規模のプロジェクト向けに指示書作成などをしている。
教育会社の役員、コンサルタントも兼任。
私の夫を専任。(はい、実は私にロジカルシンキングを教えたのは、うちの夫でした。)
実際の添削風景
S:読んだよー。
A:はーい。どう?(ドキドキ)
S:所感としては「全体像がわからない。」「言いたいことと、構成が一致していない気がする。」です。
A:はい…(苦笑い)、その心は?
S:じゃあ、順番に見ていくよ。まずはこの部分↓
ー「How Logical Thinking Helps you? ロジカルシンキングのすすめ」より引用開始ー
ロジカルシンキングとは?
ロジカルシンキングとは物事を結論と根拠に分け、その論理的なつながりを捉えながら物事を理解する思考法です。
日本語では「論理的思考法」と言います。
物事を論理的に捉えながら話すことにより、聞き手にもわかりやすく伝えることができます。
また、問題解決の際にも原因特定や解決策の立案に効果的な思考プロセスです。
ー(リクルートマネジメントソリューションズ『人材育成・研修・マネジメント用語集』より)
言い換えると、
「論理的に物事を捉えると、問題解決に役立つよ。」
「何か伝えたいことがあるとき、論理的に伝えると、相手に自分の意図が正しく伝わるよ。」
と言う事です。
ここで言う「論理的」とは、
「目的と前提を明確に設定すること」
「漏れなく、ダブりなく物事を捉えること」
とします。
ー「How Logical Thinking Helps you? ロジカルシンキングのすすめ」より引用終了ー
A:うん、用語集からの引用があってわかりやすくていいでしょ?
S:引用文では、論理的とは「物事を結論と根拠に分けること」となっているのに、
彩花ちゃんは、論理的とは「目的と前提を明確に設定すること」、「漏れなく、ダブりなく物事を捉えること」と再定義している。
結局どっちなの?
A: …!(ほんまや…!)
S:ここでもう論理展開の失敗が見られるので、この文章の前提がブレちゃってるね。この文章は「物事と結論を分ける」話をしているのか、それとも「目的と前提」、「漏れなくダブりなく」の話をしているのか。どう読めばいいのかこの時点でもうわからない。
A:ひゃーキビシー…
S:そして、具体例としての役立つシーン紹介だけど。
A:うん、たとえ話としては悪くないと思ってるんだけど?
(英語上手くなりたいA子さんが、字幕なしで映画が見たくて海外ドラマ見まくってリスニング力は強化されたけれど、本当に獲得したかった旅行で使える英語力は得られなかった、という、本当の目的を見誤った例)
S:そもそもこの文章の中で、「目的とは何の事か」「前提とは何の事か」という定義が明示されていないから、たとえ話の中で、「目的」と「前提」は何なのか?が伝わりずらい。不親切です!
A: …返す言葉もごじゃいましぇん。
結果
…まだまだ他にも沢山指摘されたのですが、どれも私の文中での語彙に対する定義の甘さ(ぼんやり)、または欠落と
文章としてのゴール(これを読み手に伝えたい)を設定し切れていないことによる文章構成のミスでしたorz
今回の指摘により改めて、ロジカルシンキングは、情報を受け取ってくれる相手を「確実に導く」、「余計な疑問を持たせない」、「迷子にさせない」という優しい、思いやりのスキルだと思いました。
私の、ロジカルシンキングの良さをロジカルシンキングスキルを使って伝えてみよう!という試みは今回、失敗に終わりましたが
使わなきゃ使えるようにはならん!
めげずにロジカルシンキングの練習をして、習得していきたいと思います。
Where there is a will, there is a way.
意志あるところに道は開ける
(為せば成る、為さねば成らぬ、何事も。)
今年度も楽しんでいきましょう。
See you soon!
では、また!
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