脳疲労ー限界突破
高校の先生は、「やりたいことは30歳になるまでに、一旦見つけられれば良い」と話していた。とても共感できた。(「◯歳までに」は、極論、30歳を超えたどの年齢でも当てはめられるが一旦この文脈ではおいておいて。)
10代の最初の進路選択で人生が決定されるなんて、おかしな話だ。
狂信的な保護者は、一度レールから外れる事を恐れ、誰それは人生の落伍者だとか、勝手に物事を主観で評価して、我が子をそれなりの自分たちが信じる「勝ち組」にしたがる。
大学に入る10代から未来を選べるわけないし、社会に出て働いてから「やっぱり、これがやりたい」でいいんじゃないか、そんな風に考えて、学生はおおらかに、だけど真剣に、今の日々を過ごして良いという先生からのメッセージだった。
…。
過去に会った人の話を思い出したり、なんだかんだ、つらつらと、とりとめなく思考が巡っているのは、久方ぶりの新人ポジションでの肉体労働+幹事的な運営立ち回りの連続で、とにかく、とにかく、脳疲労がヤバいから。
脳疲労って、すごいな。
体の疲れより、へたすりゃしんどい。
頭がエネルギーに飢えてるって感じで、すんげえ腹減るんだが、食べたもののブドウ糖がぜーんぶ脳に消えてる感じだわ。
自分の引き出しにはない、新しい事を他人のペースで、銭形平次の弟子のように「へいっ!お頭!」と教わってついていく事は大変だ。
今やってる内容を例えると、まさに女衒だし。
てか、銭形平次って31歳なんだ。若くね?
「へいっ!お頭!」という弟子かつ新人ポジションはプライドなく容易にとれるし、なんなら得意だし、まずはとり慣れたこのスタンスで走り抜けるしかあるまい。
飲み込みは悪いが、一度飲み込んだらストレスをかけて咀嚼して飲み込む分、大切に上手く扱えるし、なんなら教えた人よりも深く考えるので、物事を改善できたりできるのだ。
逆にすぐ飲み込む人は、目から鼻に抜ける天才を除いて、表面上での咀嚼になりがちで、教える側の一時的なストレスが少なかったりして覚えが良いけど、応用が利かなかったり、業務をただ無難に踏襲するだけで、根本的な改善策まで進化できなかったりする。
と、これまでの経験と現実にその後起こった事で、十分に理解しているので、今はまだ辛抱、辛抱。
それに私は責任をもって自分の頭で判断して行動したい。
フラフラとクラゲ的に、周りの人に言われて、職場で漂っている方がメンタル削られるのだ。
この方向で合っているから、愚直に頑張るし、私の正直な下積みのあり方なのだ。
まずまずだ。一息入れて、落ち着いて続けよう。