【活動記録】2024年 10月期
北大言語学サークルです。
今回の記事では、10月期の活動内容をご紹介します!
言語学サークルの活動を知りたい方、参加できなかった回の内容が気になる会員の方など、是非ご活用ください!
10/9(水)「バンバラ語」
夏休み明け最初の活動では、8月17日に公開されたバンバラ語の記事について解説を行う回を設けました。
日本語や英語といった身近な言語とは異なる特徴を多く有するバンバラ語に触れ、多くの会員が新鮮に感じているようでした。
特に、関係節や受動文の作り方に関しては、今まで学習してきた言語の中でも類を見ないようなものであり、様々な意見が交わされました。
10/16(水)「日本語の語彙論」
例年、北大文学部では、国語学演習の単位として「日本語の辞書記述」という授業が開講されています。
この授業は、発表担当者が似た意味の二つの単語を選び、複数の国語辞典を参考にしながら二つの単語を比較することで、それぞれの語義記述について検討するという授業です。
シラバスでは、意味分析の手法を身に付けることが期待されており、意味論や語彙論の周辺の分野に属すると言えます。
この日の活動では、翌週に発表を控えた会員が発表の練習を行い、考察に対する意見やアドバイスを受けていました。
発表では「励む」と「勤しむ」という二語について扱われ、二つの語の差異や議論の妥当性について、積極的に意見が交わされました。
当サークルでは、演習発表の練習の場としてサークルを利用することも推奨しています。
発表の練習になり、率直な意見も多く得られるというだけではなく、聞き手側も、受講していない授業でどのような学びを得ることができるのかを体験できるような機会になればと思います。
10/23(水)
この日の活動では特にテーマは設けず、今後の活動の中で取り上げたいテーマなどについて、意見を出し合う機会を設けました。
10/30(水)「イテリメン語の否定」
7月12日に行われた、北海学園大学の小野智香子先生による講演会での内容を受け、参加した会員が執筆した以下の記事に関して話し合いました。
とても発展的な内容ではありましたが、積極的に意見を交わしていく中で、先行研究の内容および会員が考えた考察の内容を理解するところまでは到達することができました。
講演会に至るまでの事前学習会の内容や、講演会当日の様子について紹介した以下の記事も併せて、是非ご覧いただけると嬉しいです!
お知らせ
最後までお読みいただきありがとうございました。11月期の活動記録も是非お待ちください!
この記事を通して興味を持っていただけた方は、サークル会員による他のnote記事や公式HPもご覧いただけると嬉しいです!
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