KPIツリーを活用してタイムマネジメントを考える
こんにちは。
沖縄のインハウスマーケター@普久原です。
タイムマネジメントについて最近考える機会があったので、その時に調べたアレコレを整理しました。
タイムマネジメントとは仕事をコントロールすることである
タイムマネジメントとは「時間を管理する」ではなく、「仕事をコントロールする」ことだと言われています。
では、「仕事をコントロールする(仕事がコントロールできている)」とは、一体全体どうゆう状態でしょうか?
それは、以下のポイントがおさえられている状態だと僕は考えます。
【仕事をコントロールできている状態とは】
①必要な知識やスキルを身に付けている
②関係者と良好な関係が構築できている
➂仕事の優先度が決められている
逆に考えると「仕事がコントロールできていない」状態は以下の課題にブチ当たっている可能性が高いです。
【仕事をコントロールできていない状態とは】
①知識やスキルが足りていない
②関係者と良好な関係が構築されていない
➂仕事の優先度が決められていない
仕事をコントロールするには、どうすればいい?
「①知識やスキルが足りていない」に関しては特効薬はなく、じっくり時間をかけて解決していくしかないです。「②関係者と良好な関係が構築できていない」はまた厄介で、他者の協力が必要になり、相当の手間がかかるのではないでしょうか。
どちらの課題も粛々と進めていくことがベターでしょう。
しかし「➂仕事の優先度が決められていない」はKPIツリーを活用して思考を整理するだけで、すぐに解決できる(可能性がある)と、僕は思います。
つまり、このnoteはKPIツリーを活用して、何をするべきなのか?何をしないべきなのか?を判断し仕事の優先度を決めていこうよ、という記事です。※KPIツリーとはKGIを頂点として、その達成を目指すためのロジックツリーです
KPIツリーを構成する重要な3要素がこちらです。
■KGI(Key Goal Indicator/重要目標達成指標)
企業や組織が展開するビジネスの最終目標の定量的評価をするための指標
→ゴールの達成を数値化したもの
■KSF(Key Success Factor/重要成功要因)
企業や組織の経営戦略実現のため、どのような要因が必要であるかを定めたもの
→ゴールにむかう為の重要な要素や条件
■KPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)
組織や企業の目標達成度合いを定義する際の計量基準群
→KSFの達成度状況を数値化したもの
ごくまれにKSFを省略して図にしたり、説明している記事がありますが、僕はあまりそれは好きではないです。成功の要因を明確にしないKPIに何の意味があるのでしょうか?謎です。
更に細かいKPIツリーの説明や作り方は以下の記事がわかりやすいです
KPIツリーでどうやって思考を整理するのか
まず、KPIツリーを活用する事で以下の2点が整理できます。
①ゴールからプロセスまでの全体像が見えるようになる
②目的、目標が明確化(定量化)される
この2点が整理されることで、ゴールとそこまでの道のり(全体像)、そして達成度(目的、目標)という行動の軸(やるべきこと)が明確になるのではないでしょうか。「やるべきこと」がわかっていれば、自然とやらなくていい事が判断できますよね?
まとめると
・仕事の必要性を判断する時には、行動の軸に沿っているかで決める
・行動の軸(KGI,KSF,KPI)を決めるための思考整理はKPIツリーを利用する
「気づけば残業しているなー」とか「本当にやりたい仕事が進んでいないなー」とか「何となく流れで仕事しているなー」と感じている人は、KPIツリーを活用して、仕事の必要性を判断してみてはいかがでしょうか?
その仕事、あなたのKPIツリーに含まれていますか?不要な仕事はポイしませんか?
それでは、お疲れ様でした。
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