戦いたくない
仕事が終わって、いつものスーパー（※）へ。
（※いつも半額のお弁当を買うスーパー）
今日はまだ総菜が半額になっておらず、これから店員さんがシールを張る模様。本日はシール待ちの人がた～くさん😳
俺の狙いは、サーモンの海鮮丼。
５００円のヤツが２５０円で買える。
あと少し待てば。
しかし、お寿司のコーナーに２～３人張り付いている人たちがいる。
もしかしたら、彼らの内の一人が、あるいは全員が、サーモンの海鮮丼を狙っているのかもしれない。
サーモンは…、食べたい。
俺はサーモンが大好きだ。
でも気合を入れてお寿司コーナーに陣取っている彼らと争いたくない。
高々数百円のために、いがみ合いたくないし、いやな思いをしたくない。
俺はそっとスーパーを去った。
その後ＢＩＧーＡというスーパーに寄る。適当に商品を選んでレジまで行ったが、店員さんがいない。どうやら全員品出しをしているようだ。
「すいませ～ん！」と店員さんを呼ぼうかと思ったが、そんな大きな声を出したくなかったので、黙って商品を元の場所に戻し、俺は店を後にした。
今日は何も買わなかった。
家に帰ってきて、今あっま～～～～～～～～～～いココアと、ミックスナッツを食べたところ。
俺は戦いから逃げた。
そして大声を出すことから逃げた。
戦えば食べ物を得られたし、
大声を出せば食べ物を得られた。
でも俺思うんだよ。
たかが半額の海鮮丼のために戦いたくない。
どうでもいい食べ物のために大声を出したくない。
なんで食べ物のために、シャカリキにならなきゃいけないんだよ。
「シャカリキ」の意味が分からない人は諸星和己に聞いてください。
こまけーことはどうでもいいのよ。
どうでもいいことはどうでもいいのよ。
小銭のために動きたくない。
ただ空腹を満たすためだけに動きたくない。
俺は自分が「価値がある」と信じるもののために動きたい。
今日はお菓子食って寝よ！！