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「動かして学ぶ!Pythonサーバレスアプリ開発入門」を読んでみた ~ Day 1 ~

6月14日に「動かして学ぶ!Pythonサーバレスアプリ開発入門」が発売されたので、早速買いました。Pythonの本は、機械学習系はほんと多いのですが、なかなかweb開発用の本は出ないので、楽しみにしていました。
興味のある人にはどんな内容なのか、買った人には詰まりポイントの共有と解決策が伝えられればと思います。

まず、この本の特徴としては、以下の3つだと思います。

・webサイトをサーバーレスかつデータベース連携した構成で構築可能(ログインの機能もあるけど、それはおまけくらい)
・flask 1.X 対応(最新版の 2.0 には非対応)
・AWSでサーバーレスを動かす(zappaライブラリを使うので細かい設定はほぼ不要)

ということなので、ログイン機能が重要となるECサイトや会員サービスの作り方を学びたい人やGoogle Cloud PlatformやAzureでサーバーレスを実現したい人には向かない内容となっています。

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Chapter 1, 2 は導入………

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Chapter 3

pipenvで仮想環境を作成して、必要なライブラリのインストールをしていきます。ここで注意なので、この本には、ほとんどの箇所で、インストールコマンドにバージョン指定がありません。(本の冒頭でまとめてバージョンが記載されているページは存在します。)
ここで、Flaskをバージョン指定しないと、最新の2.0が入って、途中でつまづきます。
ですので、ひとまず以下のようにバージョン指定してインストールするのがおすすめです。

pipenv install flask==1.1.4

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Chapter 4

flaskでhello worldをしていきます。
python server.py というコマンドで、flaskの起動ファイルを指定して実行していきます。本では特に触れていませんが、flaskの公式マニュアルでは、flask コマンドで立ち上げるのを推しているようです。以下のように環境変数に起動ファイルを指定すれば、flaskコマンドでアプリケーションが起動できるようになります。

$ export FLASK_APP=server
$ flask run
* Running on http://127.0.0.1:5000/

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Chapter 5

ひたすらビューのファイルを作成していきます。

直販電子書籍版のPDFは文字がコピーできないので、サンプルコードを活用するのが効率的です。


つづく……


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