見出し画像

【Resume探訪記1】Githubアカウント

はじめに

ここ数年、主に開発チームの組成から携わることが多く、候補者を探すことも増えました。
エンジニアに需要が非常に高まっている昨今ではありますが、職務経歴やポートフォリオ、スキルなどの書き方においては、だいぶ差が出てきているとも感じました。
人事が本業では無いので、個人的な観測範囲にはなりますが、気になったトピックテーマ毎に、昨今の職務経歴書トレンドについて書いてみようと思います。

第1回 Githubアカウント

応募する際にGithubアカウントを記載したり、求職系SNSでGithubアカウント連携することなどが増えて、転職活動の際にGithubアカウントを見てもらうことがごく一般的になってきたのではないかと思います。
今回は、Githubを見てきて感じたことを少し書いてみます。

1.OSSコミッター多い

有名なライブラリやフレームワーク等、大規模OSSにコミットしている方がとても多くなってきたと感じています。
職務経歴からこの人できそう!って感じの人、2人に1人はOSSコミットしてそうな勢いです。
しかも趣味のOSSというよりは、本業でメインで使っていそうなものにコミットしているとかなり深く使い込んでいるなと感じます。

2.パブリックリポジトリに形になっているアウトプットがない

Githubのパブリックリポジトリに(あまり分量の無い)勉強系のリポジトリやFolkしただけのリポジトリしか無い人もまぁまぁいると思いました。
会社で働いているとほとんどはプライベートリポジトリなので、パブリックで出せる成果はなかなか用意しにくいと思います。
OSSコミットしている人でも個人のパブリックリポジトリはほぼ無い人もいました。
ということで、個人のパブリックで何か形になるものを作って載せていると非常にアピールになると思います。

3.草そこまで生やさなくても……

めっちゃ草はやしてますね、毎日の努力に感服しました、みたいなスカウトメールは来たことがないし、自分も送ったことがないです。
Github連携して技術力AI判定とかするのには使われるみたいですが、そういう感じなので、あまり点数も気にしないことが多い気がします。逆にGithubの中身をあまり読み取れないスカウターさんはそれを頼りにするかもしれないです。


本業のプライベートリポジトリで頑張っていて、
Github上でオープンに出来ないタイプの人も多くいると思うので、Githubの情報はアピールポイント1つくらいの捉え方でもよいかなと思っています。
一方でうまく活用すれば、目に見える分かりやすい成果を記すことができると思います。自分で開発した便利ライブラリとかもパブリックにできそうなものがあればどんどんアピールに使うのもよいかなと思います!あとパブリックにするとみんなに見られるのを意識してコードを整えるので、そういう点でも勉強になるところはあるかもしれないですね。

良い転職を!
Happy job hop…!!

この記事が参加している募集

いつもありがとうございます! いただいたサポートは開発費(サーバー運用費)などに使わせていただきます!