【わたしの構築式】#002 メドレーを生きたがる精神
わたしは、20年くらい「ほぼ日刊イトイ新聞」を愛読しています。
きっかけは学生の時、設計事務所の先輩から教えてもらったことがからでした。
中でも心に残っているコラムがあるので紹介したいと思います。
当時は私も「若者」の一人でした。
あまりに社会を知らなさ過ぎていたのですが、
将来についてイメージするものは
まさに「メドレー」のようなものでした。
いつも「サビ」、いつでもクライマックス。
華やかな部分を主に見ていたように思います。
このコラムのおかげで
自分は「近頃の若者」ではない!と自負していましたが、
井の中の蛙、「最近の若者」の一人だったことを認識しました。
それと同時にこころに響く文章って
すごい力を持っているなという衝撃を受けました。
それ以降、
一曲の歌のように、ものごとに流れがあること、
楽なこと、面倒なこともひとつのものづくりの一部だし、
そのプロセスを踏むことでプロジェクトが成り立つように思います。
多少の苦難はどんとこい。
それなくして有意義な結果は導きだせない。
それが今のわたしを動かす原動力になっています。
最後まで読んでくださってありがとうございました♪